こんにちは、なぎさひろい(@nagisahiroi)いのこです。
今回はイシダイ『オス・メス』の違い・見分け方について写真やイラストを使いながら書いてみました。
見分け方・違い①体の模様!?
イシダイの姿を思い浮かべてみると
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想像したイシダイの体には黒い横線模様がありませんか!?
そう、まさにそこが見分けるポイントなんです!!
イシダイのオス♂の特徴!?
写真の子はトレードマークの模様が尾びれの方にだけぼんやりと見える程度で消えて銀色の体色になっています。
このように、大きくなるにつれて縞模様(黒い線)が『ぼんやりするor消えてしまった』特徴を持つ子がイシダイのオス♂です。
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さらに、体色が銀色に見えるため『ぎんわさ』と呼ばれたり、
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口が黒くなるので『クチグロ』と呼ばれることがあります。
イシダイのメス♀の特徴!?
大きくなっても縞模様がはっきりしているのがメス!
※ただし、幼魚の頃と比べると不明瞭になるとのこと。
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黒い線がしっかり残っていますね。
この違いを知って潜ると今まで『あっ、イシダイだ!』と思っただけだったのが『あっ、このイシダイはオスだな』『メスは居ないのかな!?』『おっ、ペアが揃った!!』など、見方が変わって面白さが倍増するかもです♪
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是非、うみ遊び(スノーケリング・スキンダイビング・ダイビングなど)や水族館に遊びに行ったときにイシダイと出会えましたら、特徴を思い出して性別を見分けてみてくださいね。
イシガキダイとの交雑個体イシガキイシダイ!?
イシダイと同じスズキ目イシダイ科の仲間にイシガキダイと言うサカナがいます。
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沿岸岩礁地を好み、イシダイに比べると南方方面にも多く進出しています。
住む環境が似ているせいか、イシダイとイシガキダイの交雑個体の情報が図鑑に載っていました。
※交雑個体のことをイシガキイシダイと呼ぶとのこと。
性別以外にも体の模様を見て、あれっ…なんか変だな?と感じたら交雑個体イシガキイシダイの可能性があるかもしれませんね。
今後、イシガキイシダイの写真・動画の撮影に成功しましたら載せますね♪
参考文献
日本の海水魚
吉野雄輔
監修/瀬能宏