こんにちは、いのこです。
今回はT君からのリクエストでダイビングに行ってまいりました!
当初は黄金崎の予定でしたが「海況悪化のクローズ」になってしまったので、急遽大瀬崎にポイントを変更。
空きビン口にちょこんと居すわる黄色いハゼや砂の隠れている真ん丸フォルムが可愛いウニとの素敵な出会いがありました♪
日程 | 2022年3月6日(日) |
天候 | 晴れ |
気温 | 最高13℃ 最低2℃ |
水温 | 15℃前後 |
透明度 | ~12m |
水面 | おだやか |
参加者 | 男性 Tイ君 |
何回出会ってもミジンベニハゼは可愛かった
いの
「最近の生物情報はどんな感じですか?」
現地スタッフ
「えっと、かなり遠いですけど24m付近にミジンベニハゼがいて、こっちに小指の爪くらいの大きさのイロカエルアンコウが…」
(おっ、Tイ君はディープSP持っているし行けそうならミジン狙ってみようかな)
と言うことで、ゆったりと泳ぎながら水深24m付近にいるミジンに会いに行ってきました♪
この子が目的のミジンベニハゼ。
本来は「フジツボや貝殻のすき間に棲む」のですが「空き瓶/缶など身を隠せる物であれば問題ない」みたいなので、現地のインストラクターさん達がビンを何本か沈ませてミジン団地を作っています。
愛嬌のある顔が見れる「斜め上から観察する」のもオススメ♪
この子達の体はかなり小さいので、隠れ家がないと1巻の終わりです。
そう言えば、ミジン団地の周りにミノカサゴが4匹ほど浮遊していて気になっていましたけれど、もしかしてミジンを狙っていたのかな?
そうだとしたら怖っ!
おちおち外にも出歩けないですね。
ミジンさんの生活も大変です。
ミノカサゴはヒレの先が優雅なんです
ミジンが恐れるミノカサゴを観察するときのおススメは「ヒレの先っぽ」。
ここがね、ヒラヒラヒラ~って動くのが優雅で癒されるんですよ♪
(この曲がり具合が堪らん!!)
それに、動きもゆったりとしていて本当にダイバーのお手本のような泳ぎを披露してくれます。
(あまり近づくと毒のある背びれで反撃をくらうかもしれませんのでお気をつけて)。
ブンブク様のおな~り~
水底付近を泳ぎながら生きものを探していると何やら白い物体を発見!
(おわっ!!ブンブク様だぁー!)
この子との出会いが今回1番興奮したかも。
まん丸フォルムと流れるように伸びる棘が可愛いですね♪
(でも、なんで砂の上に居たんだろう???)
本来はモグラのように「砂の中」を移動しながら生活しています。
普段は砂泥底に薄く潜り生息しているが、危険を察知すると海底表面に這い出て、口側の主棘を使ってかなりの速度で走って逃げる。
ウニハンドブック
田中颯・大作晃一・幸塚久典 著
死んでいるかもと思うくらい動きが少なかったので弱っていたのかもしれませんね。
今回のラストを飾ってくれたのは棘の鋭いガンガゼ。
やっぱり大瀬崎の湾内を潜った時には必ず会いたい生きものの1種ですね♪
今回は他にも「孵化間近」と思われるイカの卵なども観察することが出来ました。
T君へ
LINEで開催リクエストの連絡をくれてありがとう♪
また一緒に遊びに行きましょうね。
今回出会えた生きものたち一覧
ウツボ、ガンガゼ、キサンゴ、ササウシノシタ科、チョウチョウウオ科、ホウボウ、ハナミノカサゴ、ヒラタブンブク、ミジンベニハゼ、ミツイラメリウミウシ、ミノカサゴ、オキゴンベ、スズメダイなど
写真付きの紹介は次ページを見てね♪