人生で初めての高気圧酸素治療(再圧チャンバー)を受けることになりました。
一気に圧がかかるみたいだけど耳抜きが間に合わなかったら?
治療中に痛みが強くなったり気分が悪くなったら?
5時間もお手洗いを我慢できるかな?
色々と想像をしてしまい不安でした。
でも、不安な気持ちばかりではなく『新しい経験ができるワクワク感』も強かったです。
ちょっと不謹慎だったかな…
診察と減圧症の高気圧酸素(再圧)治療
先担当の主治医さんに事前に用意した海況情報・ダイブプロフィール・体に感じた症状などが記入された書類を渡して目を通して頂きました。
減圧症の症状が出ていますね。
少し、反応を見てみましょうか。
手を前に出して下さい。
そして、僕の握力や腕の力の入り具合などを色々と調べて始めました。
診察が終わると次は治療室へと向かいました。
今日は僕を含めて2人で行う(一緒に治療を受けるのは女性のIさん)とのことで、1人じゃないのが心強く感じました。
担当者から注意事項を確認して再圧チャンバーの中へと入りました。
Iさんから伝わる大好きな気持ち
治療が開始すると、
酸素マスクをつけてくださ~い
酸素マスクを外してくださ~い
と言うアナウンスに従いながら行動をします。
酸素マスクを外している間は一緒に治療を受けているIさんと色々話した。
減圧症になったのはいつ頃?
どんなダイビングをしてた?
症状は?
僕よりIさんの方が重症ですごく大変な思いをされていた。
かなりの不安もあっただろうに。
ダイビングが原因で怖い思いをされたのに、
ダイビングが好き!
また潜りたい!
と言う真っ直ぐな気持ちを聞いて、あぁ、なんてすごい人なんだろうと思いました。
本当にダイビングが大好きで海の楽しさや楽しみ方を知っていらっしゃる方なんだなってひしひしと伝わって来ました。
やり場のない不安
Iさんは大好きなダイビングに戻りたいとワクワクした気持ちがあれば、周りのダイバーよりも安全ダイビングに徹して来たのに減圧症になってしまいましたので、これからどう気をつければ良いのか?と言うやり場のない怒りや不安も抱えていました。
繋がりが出来たうれしさ
治療が終わるまでの間、お互いに身の上話をしたり聞いたりしました。
減圧症になって不安もありましたけど、お互いに話せた事、共感できた事によって、気持ちがだいぶ楽になった気がしました。
本当にIさんとお会いできて良かったです。
それに、フェイスブックを通して今でも繋がっているのが嬉しい。
いつか一緒にうみへ行きたいな。