こんにちは、(@nagisahiroi)いのこです。
今回の越前ファンダイビングの旅では不思議な出会いが沢山ありまして。
特に「マダコとガンガゼのやり取り」が印象深かったのですが、1つずつご紹介していきますね。
先ずは1つ目が「コケギンポ」。
普段は、穴から顔だけをヒョッコリ出している「コケギンポ」が
全身をさらけ出している貴重な場面に遭遇。
穴が小さくなって丁度いい場所を探す旅に出ていたのかなー?
棲み処に見つけるのも大変そうなので無事に見つかると良いな。
続く2つ目は「ガンガゼの稚ウニ」
極小サイズの稚ウニと出会えたのですが、海中はウネリで横揺れが厳しい海況。
なので、穴に隠れずに移動していたことにビックリ!
出歩いていて大丈夫なのか?
気になったので観察してみました。
あっ…うん…そうだよね…
これってもしかして、出歩いていたんじゃなくて飛ばされてきてたのか?
もしそうなら、何とか雑食性のベラ科(キュウセンなど)に見つかる前に岩壁のすき間や転石裏に不時着するのを祈ります。
そして、3つ目が例の「マダコとガンガゼ」。
岩礁下のすき間に隠れていた「マダコ」。
やたらと左側に足を伸ばしていて気になって覗いてみるとガンガゼの棘を発見!
もしかして、食べようとしている?
棘が刺さって痛い?かゆいのか触手の先端で腕をさわさわとさするような仕草が可愛い♪
これが本当に襲おうとしているのなら場所が悪すぎだよー
このすき間での戦いならガンガゼの勝利は間違いなしですね。
それにしても、今年はガンガゼ類が多い。
ここは太平洋と勘違いしてしまうくらいに居るので、在来種の「バフンウニ、アカウニ、ムラサキウニ、コシダカウニ」などのウニ類達が居場所を追いやられないか心配になってしまう。
ガンガゼ類も好きだから出会えると嬉しいんだけど、やっぱりこの子達とは日本海じゃなくて太平洋側で出会いたいな。
日本海は日本海ならではの世界があるし、太平洋側も同じ。
それぞれに魅力があるから、両方とも潜りに行きたくなるんですよねー
これからもうみの魅力や変化をお伝えしていきますので、次回のうみもお楽しみにー