こんにちは、なぎさひろい(@nagisahiroi)いのこです。
生きものを搬送するとき(自然採集や釣りなど)に「なるべく生きものへの負担を少なくして生きたまま持ち帰れる」ようにクーラーボックスを「搬送用活かしクーラーボックスへ改造」してみましたので、その手順を写真付きでご紹介します。
※アジカンクーラーを参考。最後に完成動画も載せてあります。
改造に必要な道具一覧
【クーラーボックス】
フリーガライト26L
シマノ(SHIMANO)
①プロテインスキマー
ヨウ素殺菌プロテインスキマー
アクア工房
②エアーポンプ
乾電池式エアーポンプ YH-708B
ハピソン(Hapyson)
③面ファスナー
マジクロボンド
シンワ
④穴開けパイブ&ゴム栓
クーラーゴム栓
第一精工
⑤ゴムパッキン
ブク栓付属のゴムパッキン
プロックス
※実際にブク栓は「付属のゴムパッキン」のみ使用しています。
ですので、同じくゴムパッキンのみ使われる場合は「径に合うゴムパッキンを『ホームセンタの水道コーナー』で探してみてください」。
【ブク栓を使用しなかった理由】
僕がブク栓を使用しなかった理由は「ゴム栓の方が密閉性が高く感じた」からです。でも、ブク栓で自作されている方もいらっしゃいますので、クーラーボックスの厚みが問題なければどちらを使用されても良いと思います。
⑥水温計
ミニミニデジタル水温計 DT-15
GEX
【サイドポケット】
LOOKS
工具入れ
【ステンレス製ネジ】
5cm×12本入り
【ベルト】
2m
【その他必要な道具】
ハサミ
電動ドリル
ガスバーナー
穴あけ&ゴム栓
まずは、プロテインスキマーやエアーポンプ用のホースを通す穴を開けていきます。
クーラーボックスがぐらつかないように固定します。
※僕は拾ってきた流木を挟んで調整しました。
穴を開ける位置確認と真っ直ぐ差し込む練習。
バーナーで金属棒を写真のように色が変わるまで熱します。
熱しが足らないとこの様に、貫通する前に冷めてしまいますので注意です。
穴の周りにバリなどがありますので、ヤスリで磨いて滑らかにします。
ヤスリで磨いた穴にゴム栓を入れます。
ゴム栓はクーラーボックスの厚みに対し長いためグラグラします。
そこで、ブク栓に付いていたゴムパッキンを使って対処しました。
こちらの部分に使っています。
ゴムパッキンのみ使われる場合は「径に合うゴムパッキンを『ホームセンタの水道コーナー』で探してみてください」。
ベルトとサイドポケットの取付
次に小物やエアーポンプ本体を入れるサイドポケットを取り付けます。
ベルトを1周させて高さと締め付け具合を調整します。
4カ所にネジを締め付けて、ベルトを固定させます。
※固定箇所はお好きな場所で問題ありません。
ベルトにサイドポケットを取り付けます。
僕はワークマンで購入した工具入れを取り付けました。
バックルを外せば直ぐに取り外しが可能です。
車に載せる時など、位置を変えたい時に便利です。
面ファスナーをつけます。(2ヶ所ずつ)無くても問題はないと思いますが、
ぐらつき防止とベルトの負担軽減のために付けてみました。
器具の取付
最後は器具を取り付けて作業は完了です。
ゴム栓にホースを通します。
これが地味にめんどくさい…
少しずつ少しずつ押し込んでがんばって!
プロテインスキマーや水温計の位置を調整してキスゴムで付けます。
僕はGEX製品が好きなのでこちらの商品を選びましたが、「見やすさを重視」されるのであれば、他の商品(ズドー 浮かべる水温計など)を選んで見てください。
搬送用活かしクーラーボックスの完成!動画で見てみよう♪
やっとのことで無事に完成しました。(*^^*)
後は実際に使いながら改良していこうと思います。
全体像が分かる動画を撮って編集してみましたので、最後にこちらも見て頂けるとうれしいです。