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6月頃に向けてアマモは子孫繁栄のために小さな種をせっせと実らせます。これがね、かわいいんですよ♪
葉の中に種がある!?
これがアマモの種
平べったい葉の一部が膨らんで、その中にできるんです。
1つの葉に平均何個くらいできるのかな?
今回は7個~12個くらいでした。
泡で葉脈が浮き上がる!?
それともコケムシか?
種がある空間を観察すると稀(まれ)に大きい泡が入っている時があるんですけど、なんと泡がある所だけ葉脈が浮かび上がるんです。
アマモは編み編み模様なんですね、初めて気づきました。種を実らせているときにこそ見られる貴重な光景。
※僕の尊敬する専門学校の先生いわく、葉脈ではなくコケムシではないか?とのこと。
確かに表面が浮き上がっていて触るとブヨブヨしてましたので、コケムシだったのかも。現在は手元にないので、また種があるアマモと出会えたら調べてみます。
種で夏を乗り切るぜ!
アマモの種はすぐに芽がでるわけではなくて、種の状態で苦手な高水温の時期(夏)を乗り切り、冬に近づくにつれて芽を出し始めるみたいです。
水槽内に戻して数日観察を続けてみると葉がさけて種が顔をだしてきました。
さらに数日後になると、
種が無くなっている箇所がありました。どうやら水底に落ちたみたい。
こんな感じで自然界でも成長した種から落として子孫を残していくんですね。
アマモは『海のゆりかご』と呼ばれるくらい自然界にとって貴重で大切な海草。
種を実らせてくれたからにはこの子たちが今年の冬に無事芽を出して元気に育っていけるように、水槽内の環境を守っていきたいな。
※今回は残念ながら芽を出すまで環境を維持することができませんでした…
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