こんにちは、なぎさひろい(@nagisahiroi)いのこです。
クマノミには大きく分けて3つの型『本州型』『沖縄型』『小笠原型』に分類されます。
※参考書類によってはさらにもう1つ『八重山型』もあるとの意見もありますが、分かりづらいのでここでは3つにします。
そして、性別を見分けるオスの特徴・違いを確認すると何型なのか?も判別する事が出来ます。
今回は、そんなクマノミ性別「オス・メス」の見分け方・特徴・違い、型の判別について書いてみました。
クマノミの性別を見分ける尾びれの特徴・違い!?
クマノミの性別『オス♂・メス♀』は尾びれの色で見分ける事が出来ます。
オス♂の尾びれは黄色
メス♀の尾びれは白色もしくは乳白色
※例外として小笠原型のクマノミ(白黒のモノトーンカラータイプ)は両方とも白色(乳白色)とのこと。
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このように、尾びれが黄色であればオス♂なのですが、本州型と沖縄型で黄色の出方が違います。
それぞれの違いをイラストや写真を使いながら確認していきます。
クマノミのオス「本州型・沖縄型」の特徴・違い・見分け方!?
本州型と沖縄型の違いはこんな感じ
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本州型→尾びれ全体が黄色
沖縄型→尾びれの上下のみ黄色
同じ種類なのにオスの特徴が少しだけ違うのはなんでだろう?不思議。
なので、先ほど載せた写真は『本州型』
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尾びれ全体が黄色になっています。
沖縄型オス♂の特徴・違い!?
こちらが沖縄型のオスとメス
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オスの特徴が違いますね。
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尾びれの上下のみが黄色になっていますね。
これが本州型と沖縄型の違いです。
オスの特徴・違い | 尾びれの色 |
本州型 | 全体が黄色 |
沖縄型 | 上下のみ黄色 |
もう1つの小笠原型については冒頭でも書いたのですが、尾びれの色がどちらも白色(乳白色)です。
では、どこで見分けるのか?それは、『行動パターン』で見分けるそうです。
※僕もまだ勉強不足ですので、行動パターンについて詳しい方がいらっしゃいましたらご教示いただけましたら幸いです。
三重県で沖縄型のオス♂を発見!?
最近では地球温暖化の影響なのか、四国でも沖縄型の目撃例があります。
潮の流れに乗って流されてきたのか!?
少しずつ北上して来たのか!?
真意は定かではありませんが、海水温が上がったために沖縄型の生息域が増えてきているみたいですね。
それなら三重県や和歌山県にも流れてきているのではないか?と思い、写真データを見直したら見つけました。
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まさしく沖縄型オスの特徴ですね。
撮影日 :2014年7月26日(土)
場所 :三重県尾鷲市三木浦町
利用施設:三木浦ダイビングサービス
ポイント:ナナコのダボ
オス♂・メス♀の見分け方「クマノミ」&本州型・沖縄型の違い!?まとめ
★今回お伝えしたかったこと
1.クマノミのオスとメスを見分ける尾びれの特徴
2.本州型と沖縄型で現れるオスの特徴の違い
3.本州型・沖縄型・小笠原型の特徴
4.三重県で出会った沖縄型のオス♂
クマノミ | オスの特徴・違い |
本州型 | 尾びれ全体が黄色 |
沖縄型 | 尾びれの上下のみ黄色 |
小笠原型 | 行動で判別 |
これからはダイビング中にクマノミたちと出会えましたら、尾びれの色に注目してオスなのか?メスなのか?性別を見分けてみてください。
さらに、本州型なのか?沖縄型なのか?まで調べていくと、さらにクマノミへの興味が湧いてくるかもです♪