いよいよ2日目が始まりました。
今日も3ダイブ潜る予定で限界点は昨日と同じ7m前後に設定。
日程 :2018年8月16日(木)
天候 :くもり
気温 :30℃
水温 :28℃
水面 :おだやか
場所 :福井県丹生郡越前町梅浦
利用施設:ダイビングセンターログ
体に感じる症状の変化
耳の痛みはもう気にならなくなっていましたが体の至る所に違和感が発生していました。
足首全体の痺れ
親指と薬指にピリピリとした痛み
腕に痺れと痛み
背中・手首のつけ根・みぞおちあたりにつねられたようなチクチクした痛み など
どうやら症状は徐々に悪化してきているように感じる。
それにしても、痛む場所が移動するのはなんでだろう?
気泡になった窒素が血流にのって移動するからなのか?
腕に発生する謎の激しい痛み
色々な症状が出る中で僕が1番辛かったのは腕だけに発生している特殊な痛みで、何とも言えない重く、ズンとした痛み。
かなりキツイ。
他の症状は陸上で悪化するのに腕の痛みだけはなぜか水中で悪化していました。
この痛みは時間の経過とともに激しくなるので、水深を浅くしたり水面に戻ったりしても痛みが和らぐことがなかったのが厄介。
この痛みから逃れるためには陸にあがるしかありませんでした。
最低な考えとダイビングを楽しむ原点を思い出す
2本目では痛みがかなり強くなっていました。
お客さんのSちゃんがウミウシを見つけたので前を泳いでいる僕を呼んでくれた時、
何を見つけたんだろう?
っていうワクワクした気持ちと同時に
マジか…戻りたくない…とも思ってしまった。
最低だ。
見に行くと、Sちゃんがハイテンションでシロウミウシを紹介してくれて、そのかわいい笑顔を見た時に思わず嬉しくなりました。
エキジットした後にも、
あのウミウシ可愛かったね~
ちょっと変わってたね~
って軽く会話をした時に
ああ、そうなんだよ!こうやって同じ生きものを見て、話して、共有して、これがダイビングの楽しみなんだ!
お客さんと一緒に楽しむダイビングに最も必要で大切なことを再認識させてくれました。
Sちゃんありがとう。
今すぐ陸上に帰りたいと思った気持ち
最後の3本目はアシスタントで潜ったのですが、ここでも貴重な自分の気持ちの変化を感じる事が出来ました。
今までの僕はダイビングが楽しくて潜っていると時間が経つのが早いな~と毎回思っていました。
でも、初めて少しでも早く陸に帰りたい…と思ってしまい驚きでした。
こんな気持ちになったのはそれだけ腕の痛みに耐えるのが辛く、早くこの痛みから逃れたかったから。
ダイビングを楽しめない自分がそこにいました。
それでもダイビングを続けた理由
そんな中でも最後まで潜る事が出来たのは、お客さんたちと最後まで一緒に潜りたい!楽しみたい!と言う気持ちが強かったからだと思います。
お客さんがいるからダイビングをもっと楽しめるし、頑張れる。
僕がインストラクターであり続けるためのにお客さんはかけがえのない存在なんだと、より一層感じました。
次回はスノーケリング&スキンダイビング
素潜りは大丈夫なのかな?