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ダイビングで減圧症を再発した。㉓ 復帰プログラムを始めてみました。

静岡県にあるダイビングスポット大瀬崎で復帰プログラムを参考にして潜ることにした。※復帰プログラムは山見先生のHPから確認することができます。

海況情報・ダイブプロフィール

<日程>
2019年3月15日(金)
<天候>
晴れ
<気温>
14℃
<水温>
17℃
<水面>
おだやか
<透明度>
12m
<場所>
静岡県沼津市西浦大瀬崎
<利用施設>
はまゆうマリンサービス

<エントリー>
10時43分
<エキジット>
11時8分
<最大水深>
9.2m
<平均水深>
5.4m
<潜水時間>
15分

目次

復帰プログラムの事前準備を怠らず

水分不足対策

僕が発症した大きな原因の1つと感じています。なので2Lのペットボトル(水)を2本購入し、車での移動中からこまめに飲み、もちろんダイビングの前後にもしっかり補給しました。

冷え対策

体が冷えると窒素の吸収・排出に影響があるため、安全停止の最中に体が冷えていると窒素の排出が間に合わなくなる可能性が高くなります。そこで、温かいインナーやフードを被るなどをして、なるべく体温の低下をおさえてみました。

休息時間

帰りは高速を使うので、できるかぎり水面休息時間を長くしました。今回は6時間以上経ってから高速を使って帰りました。

大瀬崎の外海へ

今日の午前中は風向きが良かったので、外海で潜ることに。

_

波もなく穏やかなので復帰に最適なコンディション♪

慌てずに器材を背負ったらスロープをてくてくと歩いていき水際までついたらマスクを装着、そこからは水面が腰高くらいの高さになるところまで移動をしてフィンを履いたら準備完了!!

いよいよ海へ。

心臓の鼓動が気になってきた…

やっぱりプールと違って少し怖いかも。

気を引き締めていこう。

深度変化はゆるやかに

減圧症に罹患(りかん)したダイバーは圧力変化に過敏になっていると聞きました。

ですので、深度変化をゆるやかにすることを心がけて潜ることにしました。

まずは水面が腰高の高さの位置から潜降して水底に膝立ち、そして腹ばいの状態になったらゆっくりと呼吸を繰り返す。

幸いこの時期にしては水温が17℃と高かったので、体の冷えは問題ない。

呼吸はどうか?大丈夫、落ち着いていて問題はない。

今日は半年ぶりのダイビングでしたので、海中にうつ伏せの状態で目の前に広がった光景に目を奪われました。

泳ぎ回るメジナの群れ、岩のすきまから顔を出すウツボ、太陽の光で輝くゴロタ石、どれも懐かしく、そして心地いい雰囲気に癒されます。

心臓の鼓動も気にならなくなってきたので、緊張もほぐれてきたみたい♪

そのまま水底ぎりぎりを泳ぎながら水深を1m深くして、その場で少し留まって様子見を繰り返しながら目標にした水深10mを目指す。

7~8分ほどかけて10mに到着したら、水底に着底して休憩をしてみました。

今のところ、痺れ、痛み、気分が悪くなることはないみたい。

よかった♪

順調に泳ぎ回っていると15分になりましたので浮上を始めていきます。

震えるほどではないが体温が低下しているために窒素の排出量が少なくなっている可能性がありましたので、規定の復帰プログラムの1本目は10m20分でしたが早めに終えることにしました。

不安や気になることがある場合は、より慎重に時間に余裕がある潜水計画を立てることが大切ですね。

ダイビングで減圧症を再発した。㉓ 復帰プログラムを始めた。

海と言うことでかなり緊張はしましたが無事に終われて安心しました。

今の所、体に痺れや痛みが発生するなどの症状は出ていませんので復帰プログラム1日目は成功だと思います。

今回潜ってみて感じたことは、今まで以上に浮上スピードのことや深度変化に意識ができるようになったことです。

浮上スピード違反が減圧症を発症する危険性を高くしてしまいますからね。

それに、圧力変化に過敏にもなっていますから。

次回は4月にホームグラウンドの福井県越前海岸の海で潜ってきます。

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ダイビングが原因で減圧症になりました。発症後の気付きと学び

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