こんにちは、なぎさひろい(@nagisahiroi)いのこです。
GW後半に福井県越前海岸にあるダイビング施設『ダイビングセンターLOG 』の常勤スタッフさん・非常勤スタッフさんの2人と一緒に深海生物を求めてブラック・ウォーター・ダイブ(BWD)を参考に潜って調査してみました。
今回は、緑色に光るクラゲとの出会いが1番印象的な1日になりました。
日付 :2019年5月5日(日)
天候 :晴れ
気温 :20℃
水温 :15℃
水面 :おだやか
透明度 :ナイトなので不明
場所 :福井県丹生郡越前町梅浦
利用施設 :ダイビングセンターログ
ポイント :ログ前ビーチ
エントリー:22時12分
エキジット:22時55分
最大水深 :5.8m
平均水深 :4.2m
潜水時間 :43分
ブラック・ウォータ・ダイブ(BWD)とは!?
ブラックウォーターダイブ(以下BWD)は、写真家の峰水亮(みねみず りょう)さんが考案された新しいナイトダイビングのスタイル。
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潮・場所・時間をよんだうえで、ライトの向きや設置する位置などを計画して夜のうみに仕掛け、ライトの光が作り出した光のドームに集まって来た浮遊系の生物達を観察します。
僕ら3人はBWDの経験がありませんので、現地ガイドさんは情報が載っているネットの記事を読み、僕は大好きな番組『クレイジージャーニー』で峰水亮さんが出演された回を繰り返し見て想像を膨らませてました。
情報を参考に3人でミーティング!?
僕らが潜ったポイントではBWDの事例がありませんので、
設置場所はどうしようか?
ライトの置く位置や角度は?ライトの水底にどう固定する?など
あーだこーだ3人で意見を出し合いながら本番に向けて計画を立てていきました。
こういう新しいことにむけて話し合う時間はワクワクするな~♪
BWDで宇宙を感じる!?
本当に夜の海中世界は神秘的で星空の中を泳いでいるみたい♪
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小さな星みたいに写っている1つ1つの大きさは、空気中に漂っているチリみたいな感じ。
それに、全てではないかもしれませんが、画面に写っている星は何かしらの生きものみたいでした。
なぜなら、手に持っているヘッドライトの光源あたりを見ると、うわーーーってぐるぐる動きまわっていたから・・・
集まってきた生きもの達は何の仲間なんだろう?
初めての出会いは謎の稚魚!そして・・・
浮遊しながら探し続けること20分、星空の中を泳ぐ何かがいることに気付きました。
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かなり細長いけれどサカナなのは間違いない!
だれの子供なんだろう?
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1匹見つけたあとに辺りを見回したら他にも数匹泳いでいましたので、ライトの光に惹かれてきたのかなー
その後は、めぼしい生きものと出会うことなく、さらに10分過ぎる。
そろそろ来るかな?来るかな?って思いながら探していたら、ついに!?
ついに出会った緑色に光るクラゲ!?
暗闇にライトをかざすと星空の中に緑色の光が見える。
あれは何だろう?
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あっ、クラゲだ!ってすぐ分かりました。
たぶん大きさ2mmくらいかなー
ものすごく小さい。
うぉぉおぉ!!!まさか深海のクラゲか!?って思って1番興奮したかも(笑)
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少しずつ近づいて見ると触手っぽいのがみえる。
小さいわ暗いわで、ピント合わせがむずかしい…
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これが1番きれいに撮れたかな。
とても小さいけれど緑色がひと際目立つ可愛いクラゲちゃんでした。
謎クラゲの正体は!?
たぶんなんですけど、図鑑で探して見たらコツブクラゲに似ているかな?
説明文を読むと梅雨から夏ごろにかけて日本の沿岸に普通にいる。と書いてありましたので、潜った場所にいてもおかしくない。
と言う事は、この子がコツブクラゲなら深海生物ではないみたい。
でも、こんなにも僕を興奮させて楽しませてくれましたので思い出に残る素敵な出会いになりました。
ありがとう、コツブクラゲ。
深海生物を求めてブラックウォーターダイブに挑戦!?越前海岸(福井県)
☆今回お伝えしたかったこと
1.ブラック・ウォーター・ダイブとは?
峰水亮さんが考案された新しいダイビングスタイル
2.3人でミーティング
一緒にダイビング計画を立てるのが楽しい♪
3.BWDで出会った生きもの達
シラスのようなサカナ
緑色に光るクラゲ(コツブクラゲ?)
初めての挑戦でしたので分からないことが多かったけれど、スタッフ同士楽しみながら新しい越前海岸の海の魅力を見つけるために動いていることが楽しくてしょうがない。
それと、峰水亮さんのダイビングイベントに参加して本物のBWDを経験してみたいと思いました。
そこで、BWDの手順や技術を持ち帰って再度挑戦してみたい。
それまでは、試行錯誤しながらまた潜ってみようかな。