こんにちは、なぎさひろい(@nagisahiroi)いのこです。
前回に引き続きダイビングセンターログの助っ人ガイドとして、ログに申し込まれた2名のお客さんと3人で潜ってまいりました!!
今回は早朝の調査ダイブで出会えたウミウシ達の紹介しただけではなく、ついに…念願の…「野生に生きる稚ウニ(バフンウニ)」も紹介しちゃいました笑
これがまたかわいいのー!!!!!
*海況情報*
【日程】
5月11日(火)
【天候】
晴れ
【気温】
19℃/12℃
【水温】
15℃
【水面・水中】
ぱちゃぱちゃ/浅場は横揺れ
【透明度】
6~8m
【利用現地施設】
ダイビングセンターログ
【参加者】
Sさん(男性)
Nさん(女性)
どの子を紹介しようかなー
初対面とSさんとNさんに早朝の調査ダイブで観察してきたウミウシ達の写真を見せながらブリーフィングを開始。
いの
「最近、こんな風にミノ系のウミウシ達が多いんですよー」
「他にもコハナイバラって言うすんごい小さいウミウシもおススメですよ!大きさは2~3mmくらいかなー」
Nさん
「えぇー凄い小さい子なんですねー」
(おっ!!反応が良いけれどウミウシ好きなのかな?)
話しをしていくと、どうやらお2人とも「ウミウシが好き」っぽい。
そこで、僕は思いました。
(コハナイバラ見に行くなら稚ウニも見せたい!!)
いの
「僕、ウニが好きなんですけど…」
(Sさん、Nさん、苦笑い。)
いの
「めっちゃかわいい赤ちゃんがいるんですよー!!これ見てください!」
(稚ウニの動画を紹介中)
Nさん
「えっ…確かにかわいい♪」
Sさんも静かに頷く。
(これ来たな!)
いの
「それじゃー稚ウニも見に行きましょう♪」
いざ、ウミウシと稚ウニ探しの旅へ!!
先ずは稚ウニに会わせたい!!
先ずは、目的であるウミウシ達と稚ウニ達がいるオーバーハングへ。
(あぁー早く会いたい!!)
ワクワクしながら泳いで向かうとすぐに発見!!
(ちっこいなー)
適度な距離感を保ちつつ、のそのそ動く稚ウニ達。
こんなにも小さいのに、もっと小さい海藻の欠片を持っている姿が愛おしすぎ!!
さらに感激したのがこちら
(か…かわいい…)
(いつまで居てくれるのかなー)
出会えるまでは可能な限り会いに行きたいな。
コハナイバラは緊張の連続
次の目標は最近恒例のコハナイバラウミウシ。
とりあえず見つけたウミウシ達を紹介→Nさんが撮影、Sさんは目視で観察を繰り返しながらコハナイバラを必死に探す。
(あれー???調査の時はここら辺に居てくれたはずなんだけどな?)
(コハナイバラは想像以上に小さくて見ていただけたら感激すると思いますので絶対にお見せしたい!!)
(意地でも見つけねば…)
結果、無事に調査ダイブで見つけたと思われる子を発見。
SさんもNさんも興奮気味の反応を送ってくれました♪
それに、終わってからのログつけの時に
Nさん
「こんなに小さい子は自分では見つけられませんよ~」
Sさん
「マスクに度を入れようかな笑」
とも伝えてくれました。
僕も最初は教えてもらうまで探し出すことができませんでしたので、こうして出会ったことのない生きもの達は可能な限り紹介して実際の姿を観察していただきたいですね。
他にも紹介したいことが沢山
春は繁殖のシーズンに入る生きもの達が多いみたいで、
転石や岩礁のすき間を覗くと産み付けられたヤリイカの卵が。
同じく、転石や岩礁の壁面を探すと仲良く寄り添うヘビギンポのカップルが。
その時期ならではの光景もお伝えしていきたいなー