こんにちは、なぎさひろい(@nagisahiroi)いのこです。
今回は現地サービススタッフ健さんのアシスタント&3本目ガイドでウミウシダイビング。
最近、噂に聞いていたコハナイバラウミウシと初めて出会うことができました♪
*海況情報*
【日程】
5月5日(木)
【天候】
雨
【気温】
17℃/15℃
【水温】
15℃
【水面・水中】
ぱちゃぱちゃ/ウネリの影響あり
【透明度】
10m
【利用現地施設】
ダイビングセンターログ
ウミウシ好きなログのお客さん(Hさん)と一緒に3人でウミウシ探しへGO!!
曇り空のときは海中も薄暗く感じますので、水中ライトなどの光源は必須ですね。
(ナイトダイビングみたい笑)
ライトの光を頼りに岩壁をくまなく探していくと
ミノ系のウミウシ達を発見!!
(このくらいのサイズばかりなら見つけやすいのになー)
見つけたウミウシ達をHさんに紹介していると健さんが「こっちに来てください!ここに居ますよー」と合図を送ってきてくださいました。
(何ウミウシを見つけたんだろう?)
とワクワクしながら泳いで近寄ってみると
(うぉおおお!!これが噂のあの子か!)
そう、健さんが教えて下さったのはコハナイバラウミウシでした。
初めて会えましたけど想像以上に小さい。
(たぶん3mmくらいかなー)
どうやら「フサフサしている海藻類やコケムシ類(フサコケムシなど)が比較的生えていない拓けた場所」を好むみたい。
石灰藻などが繁殖している場所を探すのがポイントかも。
好みの場所を覚えよう♪
3本目は僕とHさんでマンツーマンダイビング。
どこを探しに行こうか話し合いながら決めていると
Hさん
「オーバーハングのおかわり!」
(1本目もオーバーハングでしたので)
「目標はコハナイバラウミウシをもう一度じっくり撮りたいんですよ!」
(コハナイバラだと…)
一気にプレッシャーが最高潮に到達する勢いのリクエストをいただきました笑
結果、1本目に健さんが教えて下さった場所を必死に思い出しながら血眼になってコハナイバラを探す!
(お願い…お願い…)
必死の願いが通じたのが無事に発見!!
(マジで助かった!ありがとう♪)
(好みの場所を観察しておいてよかった。)
Hさんがコハナイバラウミウシに熱中している間、今日はまだ出会えていないウミウシが近くに居ないか探してみようと周りの環境を観察して見ると緑色の海藻(ミル類かな)が繁殖していることに気付く。
(もしかして、あの子がいるかも)
と思い、いくつか探して見ると居てくれました。
ミドリアマモウミウシ♪
「お菓子の家に暮らす」
餌と一体化して、どこにいるのかもわからなくなります。背景(環境)と自分の体を似せることで敵の目をあざむく、このような行動をカモフラージュ、日本語では隠蔽的擬態といいます。
へんな海のいきものうみうしさん
中野理枝 著
小さくて見つけることが困難なウミウシの仲間も「好みの環境を探すことで出会える確率を上げることが可能」なので、ぜひウミウシと出会えましたら周りの環境も観察してみてくださいね。