こんにちは、なぎさひろい(@nagisahiroi)いのこです。
バフンウニの赤ちゃんが「プルテウス幼生に変態してから約3週間」。
「シューティングゲームの主人公機?」みたいなカッコ良い姿に成長してくれましたので、一緒に観察していきたいと思います。
目次
成長で見られる「腕の数」の変化
プルテウス幼生は成長するにつれて腕の数が「4腕」→「6腕」→「8腕」と増えていくみたい。
変態から3週間後
変態から10日後
こうやって見比べてみますと成長の変化がわかりますね。
(たくましくなったな~)
水泳世界選手を超える逸材!?
プルテウス幼生はガタイが良いゴツゴツ体形に育った後は何故か、「少し縮んで丸みをおびたコロコロ体形」に変化していきます。
この時期の幼生の泳ぎは想像を軽々と超えるくらいに速い。
(丸みをおびたことで『水の抵抗が少なくなった』からなのかな?)
人間と同じサイズになりましたら水泳の世界王者に君臨するかも♪
稚ウニ変態可能の合図は第1管足!?
プルテウス幼生が次なる段階の「稚ウニへ変態する準備」が整った頃には、なんと体を突き破って発達した管足を観察することが可能になります。
この初めて発達した管足(=第1管足)の数は「5本」なのですが、ここでも棘皮動物の仲間の証である「数字の5」が隠されていました。
(本当に棘皮動物の5に対する熱意やこだわる気持ちは素敵だな~)
でも、そこまで5にこだわるのなら腕の数も5腕にしとけば良かったのに。
(なんで、腕だけ「4→6→8」なんだよ。しかも、偶数だし。)
動画で成長の変化を一緒に観察してみましょう♪
次回はいよいよ「稚ウニ変態の様子」をご紹介できる予定ですのでお楽しみにー