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「エムラミノウミウシ」ダイビングで出会えるウミウシ図鑑

こんにちは、いのこです。

学名Hermissenda crassicornis
(Eschscholtz,1831)
大きさ~5cmほど
エサヒドロ中、ホヤなど
出会えたうみログ前ビーチ/福井県越前町
春~夏前(3月~6月頃)に多く見かける
水温が高い夏期は少ないかな。

今回は、橙(オレンジ)色の体色が美しい「エムラミノウミウシ」を一緒に観察していきましょう!

目次

特徴はビシッと伸びた橙色の線模様

エムラミノウミウシの特徴と言えば「体の中心を縦にビシッと伸びる橙(オレンジ)色の線模様」ですね!

S.Mさん提供

なので、出会えた子がエムラなのか気になった時は「線模様の有無を確認する」のがおススメです♪

「まだ背中のミノが色づく前」の子にもハッキリと見えました。

さらに小さな「体長5mmほどの幼体」にも線模様が¥の特徴あり!

淡く発光しているような青色を見て♪

エムラミノウミウシと実際に出会えた時に、じっくりと眺めてほしいのが「淡く発光しているように見える青色模様」

ここの模様は特に「少し暗くなった場所」や「カメラの露出補正をマイナス調整」して観察するとキレイに見えるので好きなんですよね~

この写真は露出補正を調整して狙ってみたのですが「黒抜き(背景が真っ黒)」で撮影出来たら最高に幻想的な映像になる予感がします♪

背中のミノの色合いも素敵なので、ここだけを拡大して撮影もしてみたいな!

眼点が可愛い♪

S.Mさん提供

エムラミノウミウシの眼点がある位置はココです。

見ごたえのある大きさなので探す練習にいかが?

エムラミノウミウシは「中々に見ごたえのある大きさまで成長」してくれるのも好き♪

なので、ウミウシ探しの練習相手にも最適ですよー

慣れてくると小さな子も見つけられるようになっていきますので、最終目標は「幼体(~5mm)の発見」ですね!

エムラミノウミウシの気になること

今までに出会えたエムラミノウミウシの写真を見返していくと「口触手と呼ばれる器官(黄色矢印)が千切れて(=欠損して)いる」子が多かったことに気付きました。

しかも、なぜか無くなっているのは「左側」が多い。

なんでだろう?

この写真の子も左側の先が千切れていますね。

意図的に左側を千切っている?
たまたま左側だけ狙われた子と出会っていた?

わたし、気になります!

エムラミノウミウシの写真ギャラリー

エムラミノウミウシと出会ってみたい方はぜひ「春頃~夏前のうみ」へお出かけして一緒に観察してみましょう!

●参考文献
「日本のウミウシ」著 中野理枝

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