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ウニ殻図鑑「パイプウニ」

こんにちは、(@nagisahiroi)いのこです。

今日は「パイプウニ」のウニ殻を一緒に観察していきましょう!

分類カマロドント目
ナガウニ科
パイプウニ属
学名Heterocentrotus mammillatus
(Linnaeus,1758)
目次

とにかく頑丈!鉄壁の要塞

パイプウニの特徴は何と言っても「棘も殻も全てが頑丈」なこと!

手で強めに掴んでも割れる気配が全くしないので安心して眺めていられます。

殻径の大きさについて

手持ちの最大サイズは「殻径約6cm」でした。

ウニハンドブックによると「7cm」まで成長する情報がありましたので、写真左のウニ殻よりもさらに大きくなるみたいですね。

棘は頑丈で色彩がとても豊か

こちらがパイプウニの棘。

棘といっても先っぽが丸いので刺さる気配が微塵もない。

殻といい棘といい、人間の肌に優しい設計です。

さらに、色彩も豊かなので目の保養にもなるありがたい存在。

棘イボは真ん丸ころころ

そんな棘が付いていた棘疣はコロコロしててかわいいですね。

生きていたときはこんな感じ♪

棘1本だけでも、この子が棘に特徴があるウニなんだと丸わかりですね。

頂上系付近はボルダリングジムみたい

ここからは、飼育していた子の殻を使用して観察していきます。

生きていた時も勿論ですが死んでしまった後でもカッコいい。

頂上系(上側)は短い棘が生えているんですけど、色合いといい形といい「ボルダリングの壁」みたいに見えますね。

この部分だけでもオシャレなこと。

腹側(口面)には細めの棘がビッシリと

最後に腹側(口面)を観察していきましょう。

腹側は小さめの棘が多くなっていますね。

特に口のまわりに生えている棘の可愛らしいこと。

紫色から始まって「口から棘の先端に向かうにつれて色が変わっていく」のも面白い特徴ですね。

今回は「パイプウニ」のウニ殻観察でした!

次回のウニ殻観察日記もお楽しみにー

●参考文献
 田中颯・大作晃一・幸塚久典 著
 「ウニハンドブック」2019
 株式会社 文一総合出版

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