こんにちは、なぎさひろい(@nagisahiroi)いのこです。
去年に引き続き、バフンウニの赤ちゃん(プルテウス幼生)を育てるために「エサである浮遊珪藻の培養」を始めました。
天然海水を滅菌!?

先ずは片道1時間ほど車を走らせて天然海水を汲んできました。
「蒸留水や市販のミネラルウォーターに海水の元を溶かした人工海水でも飼育することは可能」なのですが、去年も天然海水を使って飼育していましたので、今年も同じ流れで進めていこうと思います。

天然海水はミネラルがたっぷりなのですが不純物も多く、このままでの使用はよろしくありませんので濾過&滅菌作業を行います。
キレイな海水が、ウニの赤ちゃんや浮遊珪藻の飼育に最適ですからね。
病原菌などを除去するのが目的なのかな。
沸騰させないように気を付けて。湯銭でもOK。
今回は滅菌海水が8L必要なのですが、手持ちのステンレス鍋で滅菌できる量が1回につき1Lしか作れませんので滅菌作業が本当に大変…
でも、ウニの赤ちゃんや浮遊珪藻が安心して過ごせるように楽しみながら海水を作り上げていきます♪
浮遊珪藻の培養セット!?

①滅菌海水
②培養槽&酸素キット
③浮遊珪藻の元種
④メタケイ酸ナトリウム
⑤KW21

用法・用量を守って培養槽に入れていきます。
理科の実験みたいでワクワクしちゃいますね 笑
◇海水
300ml
◇メタケイ酸ナトリウム
耳かき1杯
◇KW21
0.3ml
◇元種
5ml
元種は少なすぎると不安になってしまいますので僕はもう少し多めに入れてしまいます。

全部投入しましたら後は、24時間休みなくガンガンに照らして待つのみ!
「茶色が日に日に濃くなっていけば培養成功」になります。
あぁ~楽しみ♪
元気に増えてね~
培養開始から3~4日後に起きた変化

浮遊珪藻の培養が順調に進んでいると「麦茶のように茶色が濃く」なってきますので、「植え継ぎ」を行います。
新しい容器に「滅菌海水・栄養素・培養して濃くなった珪藻水」を同じ流れで投入して培養を始めていきましょう。

それぞれ横並びにすると色が変わっていく変化が分かりやすいですね。
僕はそこまで量は必要ありませんので、現在培養している培養槽が濃くなりましたら別の容器に分けまして、今度はエアレーションなしでの「静置培養」で元種を維持していこうと思います。
「静置培養」で元種維持
無事に培養が順調に進みまして必要量が確保できましたので、これからは「元種を絶やさないように静置培養で管理」していきます。
「植え継ぎをした薄い状態」で管理します。
1~2日に1回は必ず「容器を振って攪拌」させます。

静置培養(=エアレーションがない状態)では徐々に増えていきますので長期保存に向いています。
ただ、エアレーションをしている場合ほど、濃くはならないとのこと。

今後は、「静置培養で元種の年間維持」を目標にして、水温管理など環境作りを始めていきます。
(夏場の水温管理が大変そうだな~)
頑張ろう!!
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