「なんで水槽内はマナマコが作る砂のうんちだらけにならないんだろう?」「マナマコが歩きまわってくずしているのかな?」と不思議に思っていたのですが、今日、その答えの1つが見つかりました♪
ナマコからウニへ尻渡し!?
今日の水槽内をのぞいてみると、ムラサキウニの上をマナマコが移動中
体をくねっとさせて棘のぎりぎりを狙いながら触手をもしゃもしゃと動かして食事もしていますね!
「ほのぼのする光景だな~」なんて見ていたら、「おいおいおい!!なんてものをくっつけて移動しているんだ?」そのままじゃウニに当たるんじゃ…
「あぁあぁぁああぁっ;rgんs!!」
「ムラサキウニにうんちの手渡しならぬ尻渡し?」しちゃったじゃん!なんということを 笑
ほんと、マナマコは自由人だね~
でも、ここでワクワクが押し寄せてくる!
「ムラサキウニはマナマコのうんちを食べるのか?」ついに、この疑問の答えを確認する日が来たか…これは見届けねば。
と思い、ひたすら眺めること数十分。
結果は「食べませんでした」。
最初は口の方まで運んでいたんです。
でも、途中で「あれっ、これうんちじゃね?」と気づいたのか、慌てて口から棘の外側に向かって運び始めたんです。
そうか、アオサの欠片(かけら)が残っていてもマナマコのうんちは食べないのね。
なんか答えが1つ見つかってスッキリしました。
水槽内の環境を守る影の立役者はヨコエビだった!?
このあと、「ウニはどうすんのかなー?」「水底にぽいっと落とすのかな?」と見ていたら、
「うぉぉおお!オレにまかせろー!」と言わんばかりに突然現れたヨコエビさんがすごい勢いで食べ始めたんです。
「驚きじゃない?」まさかヨコエビが食べるなんて思いもしなかったよ。
でも、これではっきりとわかったことがあります。
それは、水槽内がマナマコのうんちだらけにならない理由の1つが「ヨコエビが食べながらくずしてくれているから」だったんです。
今まで知らなかったよ、水槽内の環境を守ってくれていたなんて、ありがとう、ヨコエビさん。
んっ?うんちが何やらタツに見えるぞ!?
ナマコが水槽内の砂や壁をきれいにして砂のうんちを出してウニが尻渡しで受け取り、それをヨコエビが食べながらくずし、その間ウニはヨコエビが食べやすいように棘で支えてあげる。
なんともすてきな連携プレー(れんけい)じゃないですか。
良いなーこういう関係♪
ちなみに、ウニがヨコエビの方へ運んでいるときのうんちの形が
なんか海藻/海草に巻き付くタツノオトシゴに見えてきた!
考えがバカすぎて笑えてきたわ(笑)
とにもかくにも、こうして水槽内はうんちだらけにならずに環境は保たれているのであります。
お互いに良い関係をきずけているよ。みんな、これからもよろしくね♪