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ツアー報告2024.9.26-27/ログ前(福井県越前町)/ビーチ/ファンダイビングとナイト/ガンガゼ科が教えてくれる水温上昇による生息域の変化?そして、ウミウシ類など生きもの同定は難しいけど楽しいね♪

こんにちは、(@nagisahiroi)いのこです。

今日はAさん、Mさんと一緒にログ前(福井県越前町)にビーチでファンダイビングの旅へ♪

今回の海況/ダイブログ/1日の流れ
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●海況情報

日程2024年9月
26日(木)~27日(金)
天候晴れ
気温31℃前後
水温28℃前後
透明度
(透視度)
~10m
風向き北よりの風
1~3m
波高~0.2m
潮流なし
ウネリなし
潮汐満潮 時 分
干潮 時 分

●当日の流れ
1日目

 5時30分西尾プール店集合
 9時50分現地着/準備
午前
1ビーチ
午後
1ビーチ
自炊で夕飯
「野菜特盛りうどん」
1ナイト
21時00分現地出発
21時45分日帰り温泉
「湯楽里」
23時10分民宿解散
「丸太屋」

2日目

 8時20分民宿合流
 8時30分現地着/準備
午前
1ビーチ
午後
1ビーチ
1スノーケリング
16時50分現地出発
18時50分SAで夕飯
「養老SA」
21時10分西尾プール店解散

●ダイブ情報
☆1本目/ビーチ      
エントリー 11時42分
エキジット 12時30分
潜水時間     48分
最大水深    6.4m
平均水深    4.8m
水温     28.2℃
☆2本目/ビーチ
エントリー 15時03分
エキジット 15時51分
潜水時間     48分
最大水深    7.7m
平均水深    5.1m
水温     27.8℃
☆3本目/ビーチ/ナイト
エントリー 19時24分
エキジット 20時19分
潜水時間     55分
最大水深    6.9m
平均水深    4.7m
水温     28.2℃

☆1本目/ビーチ
エントリー  9時31分
エキジット 10時14分
潜水時間     43分
最大水深   18.3m
平均水深    8.7m
水温     27.6℃
☆2本目/ビーチ
エントリー 12時25分
エキジット 13時17分
潜水時間     52分
最大水深   13.1m
平均水深    8.7m
水温     26.6℃

●出会えた生きもの達

「イカ/タコ類」
アオリイカ、マダコ
「エビ/カニ類」
イソスジエビ、ベニイシガニ、サラサエビ
「サカナ類」
アイゴ、イサキ、イシダイ幼魚、カサゴ、カワハギ、キュウセン、クロメジナ、コケギンポ、スズメダイ、ソラスズメダイ、ツユベラ、ナベカ、ニジギンポ、ハオコゼ幼魚、ヘビギンポ、ホシギンポ、ホンベラ、ミノカサゴ幼魚、ワニゴチ
「ウミウシ類」
アオウミウシ、シロウミウシ、キイロウミウシ、クロヘリアメフラシ、コイボウミウシ、タツナミガイ、ツヅレウミウシ科の1種①、ツヅレウミウシ科の1種②
「棘皮動物」
アオスジガンガゼ、アカウニ、ガンガゼ、クモヒトデの1種、コシダカウニ、バフンウニ、ムラサキウニ
「その他」
チンチロフサゴカイ

今日は久しぶりに穏やかだし(透明度も10m以上見えていて)晴れて明るかったので気持ち良かったー

多少離れてもお互いの姿がしっかりと目視できるだけで安心感は段違い!

なので、Aさんは水底の生きものを探したり、Mさんは「ソラスズメダイ(青いサカナ)」が気になってジリジリと寄っていったり「好きなことを存分に楽しめる時間を作りやすい」のが良いですよね♪

それぞれで楽しみつつも見つけた生きものは共有したい!

今回、最初にご紹介したのは「ヘビギンポ」。

体長は1.5cmくらいかな~

まだまだ小さな幼魚だけど、すでに体色は立派な大人と同じですねー

この子も小さかった「サラサウミウシ」。

まだ背中にある「サラサ模様」が色づき始めた頃みたい。

穴から顔を出していたのは「ニジギンポ」。

泳いでいる姿を目撃することが多いので「コケギンポ」みたいに穴に入っているのは久しぶりに見たかな。

この子も表情も好きなんですよね~

特に「横顔」が可愛いよ♪

横穴があるならばと探したら、やっぱり居てくれた「コケギンポ科の1種」。

この子達は「横顔も素敵だけれど正面顔も可愛い」ので、どうやって撮ろうか迷うんですよね~

最近、よく見かけるようになった「ガンガゼ科の子ども」。

ガンガゼ科はウニ界隈の中でも「歩く速さがトップクラス」なので、手の平に乗せて観察してみました。

皆さんが想像する以上に歩くのが速いんですよ!

なので、どんどん近づいて来ますので「ウニが動く」面白さを体感できて楽しいですよー

でも、棘が刺さると危ないので、気になる方はサポートしたいので一緒に観察しましょうね♪

観察後は他の生きもの(キュウセンやイシダイなど)に襲われないように「水底にある転石裏」に戻します。

写真を見ると青いスジが見えますので、この子は「アオスジガンガゼの子ども」ですね。

転石のすき間に隠れていたのは「ミノカサゴ幼魚」。

ヒレにある「青色の模様」がめちゃくちゃキレイな子だったな~

今回は1泊2日なので「ナイトダイビング」も楽しんじゃいました♪

同じ場所でも出会える生きものが変わるので夜も潜りたくなるんですよね~

いきなり登場してくれたのは「メリベウミウシ」。

ナイトダイビングと言えばこの子でしょ!て言うくらい、夜の暗闇が大好きなウミウシです。

くねくねと体を動かしながら泳ぐ?落ちていく?姿が気になって着底するまで目が離せなくなっちゃいます 笑。

今回のナイトダイビングで1番ビックリしたのが「タツナミガイ(ウミウシの仲間)」。

昼間は1匹出会えたくらいなのに、ナイト時では「2枚岩の水路内」だけで大小合わせて12匹も居ました!

君ら、昼間はどこに隠れてたの?

隠れてたと言えば、昼間は転石裏などに居た「ガンガゼ科の子ども」が転石上に出てきていました。

という事は、今まで「ガンガゼの棘に気を付けてね~」とガンガゼ科が多い太平洋側で潜る時は注意喚起していたけど、ついに、日本海側でも注意喚起しないといけなくなってきたのかな~

こう言う気付きから「水温上昇による生息域の変化」を感じます。

次はどの子と会えるかな~とワクワクしながら探していると見つけたのは「こげ茶色の物体」。

大人サイズの「ミミイカ」か!と思って近づいたら違うみたい…なんだこれ?

色んな角度から観察してみると触角がムニュっと伸びてきて正体判明!

ウミウシなのねー!

でも、何ウミウシなんだろう?

「ハラックサウミウシ属?」「イソウミウシ属?」

本当にウミウシは図鑑とにらめっこしても同定が難しいね!

この子達も分からーん!!

「謎ウミウシ」と「謎クモヒトデ」

「ツヅレウミウシ科の1種」かな。

いやー、何十年潜ってもまだまだ知らないことが多いので、調べて正体が判明する日が来るのが楽しみだー!

2日間のうみ遊び最後はスノーケリングで浅場の散策へ♪

今回も毎度お馴染み「イソスジエビのツマツマお掃除タイム」を堪能していたんですけど、

その近くには「ハオコゼ幼魚」の姿もありました。

この子は小さくても「毒持ち」なので要注意!なんですけど襲ってくることはないので、水底に手を置くときはビックリさせないように気を付けましょうね♪

Aさん、Mさん、ご参加ありがとうございました♪

それでは、次回のうみログもお楽しみにー

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