MENU
ダイビング初級ライセンス(OWD)講習はココをタップ

2025.5.6.ログ前(福井県越前町)ビーチでドライスーツダイビング(ファン):この時期は世界最小のヒメイカと会えたら嬉しくなるし、キリッとしたサクラダンゴウオの凛々しい顔やチャガラの婚姻色は見惚れちゃいますね!

こんにちは、(@nagisahiroi)いのこです。

この時期の「アメフラシ」はデカい!

今日はSくんとマンツーマンで福井県うみ遊びの旅へ♪

ログ前(福井県越前町)/ビーチ
ドライスーツでダイビング
ファン(Cカード取得者)

海況/流れ/ダイブログ/生きもの
↑タップで見れます♪

●海況情報

日程2024年
5月6日(火)
天候くもり
気温21℃前後
水温15℃前後
透明度~10m
風向き北東2~3m
波高0.2m
穏やか~
潮流なし
ウネリなし
潮汐満潮12時46分
干潮15時47分

●今日の流れ

 6時00分刈谷市無料駐車場
合流/出発
 9時30分ログ前到着/準備
午前1ビーチ
お昼は持参した鍋で
「ワカメしゃぶしゃぶ」
午後1ビーチ
16時30分ログ前出発
夕飯は飲食店
屋台ラーメン
「松月2号店」
22時30分刈谷市無料駐車場
到着/解散

●ダイブプロフィール

1本目/ビーチ/ファンダイビング
ポイント名 ログ前⇔ダンゴ岩
エントリー 11時04分
エキジット 11時56分
潜水時間     52分
最大水深   12.8m
平均水深    9.0m
水温     15.2℃
透明度     ~10m
1本目/ビーチ/ファンダイビング
ポイント名 ログ前⇔オーバーハング
エントリー 15時01分
エキジット 15時54分
潜水時間     53分
最大水深   12.2m
平均水深    7.9m
水温     15.2℃
透明度     ~10m

●出会えた生きもの達

「イカ/タコ類」
コウイカ科の1種(ボウズコウイカ)、ヒメイカ、ヤリイカの卵
「エビ/カニ類」
サラサエビ
「サカナ類」
カサゴ、クサフグ、スズメダイ、ヒメギンポ♂♀、チャガラ(婚姻色あり)、ボラ、ムシフグ
「ウミウシ類」
アカエラミノウミウシ、アメフラシ、エムラミノウミウシ、キイロウミコチョウ、クロヘリアメフラシ、ゴシキミノウミウシ属の1種、コハナイバラウミウシ、サクラミノウミウシ、セトミノウミウシ?、フジエラミノウミウシ
「貝類」
「棘皮動物」
アカウニ、マナマコ(赤)
「その他」
目次

ダンゴウオ若魚がキリッとしていて目力強い!

写真協力:T.Sくん
不安定な海藻の上でも
器用に歩くのすごいよね~

昨日とは打って変わって穏やかになってくれた越前海岸ログ前ビーチ!

先ずは、この時期ならでは「サクラダンゴウオ」の若魚と幼魚を探しに1本目は「ダンゴ岩」へ。

他ショップさんも見たいと言われていたので
目印クリップを設置してみました♪

こうやって写真を見返してみても小さいよね~

「サクラダンゴウオ」と初めて出会ったのは10年くらい前になるのかな。

最初は自分で見つけることが出来なくてガイドする度に不安で押しつぶされそうになっていた頃を思い返すと、見つけられるようになってきたもんだね~

無事に可愛い若魚と出会えましたので、2人で撮影会に没頭していると、後に、S君から驚きの一言が…

『ねー、いのこさん、なんかこの子怒ってね?』

(んっ?ダンゴが怒る?どゆことだ?)

「気になる!写真見たい!」

「怒るダンゴウオ」を想像しながら写真を確認してみました。

写真協力:T.S君

おぉ…怒っていらっしゃる…

結構、本気で怒っている感じに見えますね。

(こんな表情の子は初めてかも…)

横からも観察してみましょうか。

写真協力:T.S君

あぁ!分かった!

目の上側が隠れているから「キッと睨みつけるような鋭い眼差し」に見えたのか!

これ、なに?

まぶた?

いや、ダンゴウオにまぶたは無いか。

コケか何かが生えてしまった?

なんだこりゃ、気になるわー

ダンゴ幼魚探したら世界最小のヒメイカにもバッタリ遭遇!

「今年はダンゴウオが少ない」と現地スタッフからも聞いていたので、もう幼魚は厳しいかなと思っていたのですが、何とか1匹会うことが出来ました!

この「クリンと尾びれを折り曲げた姿勢」が可愛いですよねー

(可愛いな~、まだ近くに違う子も居ないかな~)

と、幼魚探しを続けてみると姿を見せてくれたのが、

「世界最小のイカ」の「ヒメイカ」じゃないかー!

(これは喜ぶでしょ!見せなくちゃ!)

「Sくん、こっちー!!」と手招きで呼んだら意気揚々と紹介したのですが、

あれっ、反応が薄い…ぞ?

すると、S君がハンドシグナルで気持ちを伝えてくる。

『どれ?』

(しまった、真上からだからイカに見えないかも)

すかさず、先ほどの写真を撮って画面越しに紹介したら気付いてくれました♪

泳いでいればイカって伝わりやすいけど「吸盤を使って海藻にくっついている」状態だと、そりゃ、伝わらないか 笑。

こう言う時にもカメラ持っていると伝える手数が増えるので便利です!

チャガラの婚姻色が美しすぎて見惚れちゃう

今回も2個体とも居てくれました♪

2本目は「オーバーハング」で4月から観察を続けている「コハナイバラウミウシ」から。

Sくんから『よく、あんな小さいの見つけられるよね~』と言われたけど、これもダンゴウオと同じで探し続けてきた結果、気付けるようになってきたんだよね。

「ちりも積もれば山となる」ですな。

S君が何を撮っているか見えますか?

ただ、僕もS君に同じ印象を持っていて、気付いたら何か見つけて観察しているんですよね。

この子は「ボウズコウイカ」かな。

「コウイカ科」にしては珍しく「岩礁域を好む」ので、この子に会うなら越前海岸は打ってつけなんですよねー

4月末のツアーでも会えたので、4月~5月は会いやすい時期なのかも。

「ボウズコウイカ」を見つけてくれたのも嬉しかったけれど、今回の目標の1つ「婚姻色のチャガラ」も見つけてくれました♪

ほら、すごい色鮮やかですよね!

婚姻色が強く出ている時期は色が濃いので見応えあるな~

青い斑点模様の子は誰?セトミノウミウシ?

色鮮やかと言えば「ミノウミウシ」達も負けてはいない!

背中にある突起が宝石のように輝く「フジエラミノウミウシ」だったり、

体の中心を走るオレンジ色の線が綺麗な「エムラミノウミウシ」

雪のように白い体色が人気の「サクラミノウミウシ」など、本当にミノウミウシ達も色彩豊かですよね!

その中でも、今回、群を抜いて色鮮やかな子と出会えまして、

最初、遠くから見つけたときは「エムラ」か「アカエラ」あたりかなと思っていたのですが、近づくにつれて違和感を感じたので確認してみると、先にあげた2種とは違うみたい。

めちゃくちゃキレイなんだけど。

早速「日本のウミウシ(図鑑本)」で確認してみると、どうやら特徴から推測すると「セトミノウミウシ」っぽいぞ。

ほんとにね、毎回思うけど、ウミウシの同定は難しいのだ!

S君、ログ前ビーチ(福井県越前町)でドライスーツでファンダイビングツアーのご参加ありがとうございました♪

それでは、次回のうみログもお楽しみにー

↓クリックするだけで更新通知が届くようになります。

 

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

目次