こんにちは、(@nagisahiroi)いのこです。

今日はTさんから「アマミホシゾラフグの巣が見たい!」とリクエストがありましたので、奄美大島本島へ遠征うみ遊びの旅へ!
奄美本島(鹿児島県奄美大島)/ビーチとボート
ウェットスーツでファンダイビング
ウミガメスノーケリング
海況/流れ/ダイブログ/生きもの
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●海況情報
日程 | 2024年4月 9日(水)~11日(金) |
天候 | 曇りと晴れ |
気温 | 22℃前後 |
水温 | 22℃前後 |
透明度 | ~15m |
風向き | |
波高 | 0.5m |
潮流 | なし |
ウネリ | 1本目のみあり 後はなし |
潮汐 |
●ダイブプロフィール
●1日目 |
1本目/ビーチ/ファンダイビング ポイント名 手広ビーチ エントリー 13時53分 エキジット 14時36分 潜水時間 43分 最大水深 9.7m 平均水深 5.0m 水温 22.9℃ 透明度 ~15m |
2本目/ビーチ/ファンダイビング ポイント名 倉崎ビーチ エントリー 15時39分 エキジット 16時23分 潜水時間 44分 最大水深 20.1m 平均水深 9.5m 水温 21.9℃ 透明度 ~15m |
●2日目 |
3本目/ビーチ/ファンダイビング ポイント名 倉崎ビーチ エントリー 8時54分 エキジット 9時23分 潜水時間 29分 最大水深 24.3m 平均水深 12.0m 水温 22.0℃ 透明度 ~15m |
4本目/ビーチ/ファンダイビング ポイント名 倉崎ビーチ エントリー 10時25分 エキジット 11時16分 潜水時間 51分 最大水深 14.6m 平均水深 8.7m 水温 21.9℃ 透明度 ~15m |
5本目/ボート/ファンダイビング ポイント名 山本スペシャル エントリー 14時00分 エキジット 14時45分 潜水時間 45分 最大水深 14.3m 平均水深 9.7m 水温 22.2℃ 透明度 ~15m |
3日目 |
1本目/ビーチ/スノーケリングとスキン ポイント名 用安海岸 エントリー 8時40分 エキジット 10時00分 潜水時間 1時間20分 最大水深 2.2m 平均水深 2.0m 水温 21.0℃ 透明度 ~8m |
●出会えた生きもの達
「イカ/タコ類」 |
「エビ/カニ類」 ②イソギンチャクエビ、オトヒメエビ、ムチカラマツエビ、バブルコーラルシュリンプ ③④ウミウシカクレエビ ⑤アカシマシラヒゲエビ、サラサエビ |
「サカナ類」 ①イロカエルアンコウ ②アカメハゼ、アマミスズメダイ、ハナヒゲウツボ幼魚 ③④アマミホシゾラフグの巣、キイロサンゴハゼ、クレナイニセスズメダイ、ハナヒゲウツボ成魚、フタホシタカノハハゼ ⑤カクレクマノミ、カシワハナダイ、セジロクマノミ、タツノイトコ、チンアナゴ、ハマクマノミ、ヒレナガネジリンボウ |
「ウミウシ類」 ①コヤマウミウシ、ゾウゲイロウミウシ、ダニエライロウミウシ、ハナミドリガイ ③④アカテンイロウミウシ、アカボシツバメガイ、アンナウミウシ、ゾウゲイロウミウシ ⑤ハクトウミノウミウシ、ヒオドシユビウミウシ、 |
「貝類」 |
「棘皮動物」 |
「その他」 ⑤ウルトラマンホヤ ⑥アオウミガメ |

今回は奄美大島本島でのダイビングなので到着日はのんびりビーチでダイビング♪

奄美もウミウシシーズン絶賛到来中(1月~6月)なので、ちょこちょこ姿を見せてくれるのが嬉しいですよね~

普段潜っている越前海岸や伊豆半島では会わない子も多いので、出会えても(うぉー!ウミウシ居たー!でも、名前が全く分からーん笑なんて感じなので)図鑑で調べるのも一苦労。
今回はお力添えをいただいた現地ガイドさんが詳しかったので助かりました♪
ウミウシのビーチポイントと言えば「手広海岸」みたいなのですが、南風でウネリが入って来ていたので2本目からは「倉崎ビーチ」にポイント変更!

風向き良好で穏やかなのも大きかったのですが、海中の環境や水深の変化などが面白くて2日間連続で潜っても飽きないくらい楽しめました!(倉崎ビーチ潜りたおしたい♪)

何がそんなにハマったの?と言われると、例えば、初っ端からビックリした黒い姿をした細長い子と出会えたことかな。

この子の正体は「ハナヒゲウツボ」の幼魚。
このビーチ内では幼魚と成魚の両方に会えるそうな。

しかも、会えるだけじゃなくて僕が潜ってきた中で1番浅い水深で出会えたんです!
その水深、なんと「4m」。
スノーケリングでも余裕で観察できる水深なことに心底驚きました。
なにせ、今まで出会えた水深が浅くても15m付近のボートダイビングだったので。
これは、良いぞ!

ちなみに、倉崎ビーチから沖へ向かった先で念願の「アマミホシゾラフグの巣」も観察することが出来ました!
こっちは「水深29m」でめっちゃ深かったです 笑。

今回みたいに透明度が高いとOWD(初級)でも限界水深の18mまで潜って上から見ることは可能ですけど、間近で観察したいならAOWD(中級)でディープ・ダイビングを勉強してから挑みましょうね!


ここにもウミウシが多くて「アンナウミウシ」や、


「ムラサキウミコチョウ」、「ゾウゲイロウミウシ」「アカホシツバメガイ」などに出会えたのですが、Tさんが1番興奮してくれたのが「アカテンイロウミウシ」。

色鮮やかで見栄えが良いですからね~

それに、サイズも観察しやすい大きさなので有り難い。

本来は「ミカドウミウシ」に共生します!
背中には、これまた美しい「ウミウシカクレエビ」の姿も!
「ウミウシカクレエビ」は、名前に“ウミウシ”と付いて居ますけど、基本、隠れ場所はナマコ類が人気です。

倉崎ビーチでは「アデヤカバイカナマコ」と一緒に居ることが多かったので、出会いたい場合は先ず、ナマコを一緒に探してみましょうね!

エビ類だと僕も初めましての出会いがありまして「ミズタマサンゴ(バブルコーラル)」の中に何かが居る…
ちょっと近づいてみましょうか。

あっ…こっち見てる…

この子の正体は「バブルコーラルシュリンプ」。
バブルコーラルに居るエビだからバブルコーラルシュリンプ…そのまんまの覚えやすい名前ですね。

ポートダイビングの「山本スペシャル」では「チンアナゴ」や「ヒレナガネジリンボウ」と言った砂地で出会える人気種を観察しつつも

下にある粒々は「卵隗」
結局、ウミウシ探しちゃう 笑。

この子も鮮やかですけど、観察する向きを変えたらウミウシだと気付けないかも!
なので、(あれっ?これウミウシ?と)気になった生きものと出会えたら色んな角度から観察してみるのがおススメですよー

今回のダイビングの最期を飾ってくれたのは「タツノイトコ」。
この子は本当に小さかった。

砂地にちょこちょこっと生えている海草類に巻き付いていたので、よくここを見つけましたよね~、えらいぞ!

無事にダイビングで念願のアマミホシゾラフグの巣も見えれ大満足と思いきや、最後まで遊び尽くしたいとのことなので、最終日の午前中に「ウミガメスノーケリング」へ!
グーグルマップでウミガメに会える海岸の場所を確認して、いざうみへ!
初めての場所なので(会えますように!会えますように!お願い💦と)心の中でウミガメが居てくれることを祈りながら泳いで見ると、結果、3匹のアオウミガメと出会うことが出来ました♪
丁度、ご飯の時間帯みたいで3匹中2匹はお食事中の様子を観察できました!


























