こんにちは、なぎさひろい(@nagisahiroi)いのこです。
今回は、ジャックオランタンの模様があるハロウィン気分のシロウミウシと病気を発症しても懸命に生き抜くバフンウニと出会えました。
日程 :2020年10月4日(日)
ファンダイビング
天気 :晴れ
気温 :25℃
水温 :25℃
水面 :ぱちゃぱちゃ
透明度 :10~12m
場所 :福井県越前海岸
ポイント名:ログ前ビーチ
利用施設 :ダイビングセンターLOG
ハロウィン気分のシロウミウシ!?
10月31日のハロウィンの日までは、あと27日。
まだ少し先ですが、ジャックオランタン(かぼちゃのお化け)のペイントをしてハロウィンを楽しみにしているシロウミウシと出会えました!
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ぱっと見は普通のシロウミウシ。
で・す・が、触覚の根元に注目してみて!
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ジャックオランタン発見!!
さり気なく着飾るオシャレさんですね♪
かわいいな~
こう言う個性に気付けると面白いので、出会えた生きもの達の観察は止められない。
他にもハロウィン仕様の生きものと出会いたいな。
ウニの病気「斑点病」を発症!?
シロウミウシと別れて先に進むと病気を発症したと思われるバフンウニと出会いました。
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棘が抜け落ちて痛々しい…
自宅で飼育しているバフンウニの中にも同じ症状を発症し、病気の進行が早いのに治療開始が遅れてしまったために死なせてしまった子が居ました。
この病気名は『斑点病』
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紫色の痣(あざ)のようなものが体に出来て衰弱していきます。
体に紫色の痣が出来る。
棘が抜け落ちる。
管足の吸着力が落ちる。など
この子の症状はかなり進行していましたが、管足を使って岩壁に体を固定したり砂利を持ち上げて覆(おお)い行動をしたりしながら懸命に生き抜こうとしていました。
見るのは辛いですが、うみの生きもの達も病気と闘っている事も伝えていきたいな。
独特なお尻の進化!?
今回のダイビング話の最後を飾るのがこの子
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ウミウシの仲間『タツナミガイ』
タツナミガイはアメフラシ科なので触覚の下を見ると、
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ちょこんと黒くて可愛い瞳が見れます。
この子の最大の特徴であり、最も見て欲しい部分が『お尻の形』
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お尻がぺったんこで蓋(ふた)みたいになっているんです!!
なんと独特な進化なんだろう 笑
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転石下に潜り込むとすき間にジャストフィット。
なるほどな~
こうやって天敵から身を守っているのか。
うみの生きもの達は個性的な進化をした種類が沢山いますので面白いなー
ハロウィン模様のシロウミウとバフンウニの病気「斑点症」!? in 越前海岸(福井県)まとめ
☆今回お伝えしたかったこと
1.ハロウィン気分のシロウミウシ!?
ジャックオランタンのペイントでコスプレ
2.ウニの病気『斑点症』を発症!?
バフンウニが病気と闘い懸命に生き抜く
3.独特なお尻の進化!?
タツナミガイの個性的なお尻の形
今回は、本当にそれぞれ印象に残る出会いばかりでした。
ジャックオランタンのペイントは可愛かったし、タツナミガイのお尻の形は面白い。
でも、1番気になるのは斑点症と闘っていたバフンウニのことかな。
また同じ場所に居るかは分からないけれど、次回行くときは出会った場所に会いに行ってみよう。
参考文献
ウニ学
本川達雄(編著)