こんにちは、いのこです。
開催日の前日に現地スタッフTさんから「明日、海況が微妙そうです。」とLINEが届く。確かに予報を見ると良さげでは無い感じでしたので、「お客さんと相談してからお返事しますね」と返信をして参加者予定のT君と電話で話し合ってみました。
いの
「明日、潜れない可能性があるかも。伊豆方面に変える方法もあるけれど、ウミウシフォトコンのために越前にかけてみる?」
T君
「越前に行きたいです。」
と言うことで、無事に潜れることを祈りながら行ってまいりました!!
開催日程 | 2022年 7月23日(土) |
行先 | ログ前ビーチ (福井県/越前町) |
天候 | くもり時々雨 |
気温 | 30℃/24℃ |
水面 | バシャバシャ(2m) |
透視度 (透明度) | 5~8m |
水温 | 27℃前後 |
内容 | ファンダイビング |
参加者 | 男性1名 |
予約/相談 | 公式ラインもしくは 電話090-7692-7599 |
ログ前ビーチが潜れなくてもトンボ渡りが助けてくれる
(学校下はウネリが入って厳しいな)(壁石浜は問題なく行けるなー)道中、ログ前に着くまでに寄れるダイビングスポットの海況も確認しつつ現地に到着。早速、海況を確認してみました。
おぉ~、波が高いですね!(これは、危ないな)波のタイミングを計れば潜れなくないかもしれませんが無理する必要はありませんからね。すぐさま、隣の「トンボ渡り」を見に行くと「エントリ/エキジット場所」は穏やかで問題なし。(やっぱり波に強いポイントがあるのはありがたいねー♪)
1本目は「トンボ渡り」、2本目は「トンボ渡り→V字水路」でウミウシ撮影を粘っていたら目の前に
海中の様子は波の影響で横揺れがありましたけれど透視度が高くて気持ちが良い景色が広がっていました。(これなら生きものも探しやすいなー)とホッと安心しつつ泳いでいくと早速、「千切れた海藻/海草のたまり場」でリュウモンイロウミウシを発見!
おっほー!!良い写真じゃなーい♪動きがあると面白く感じますよね。(これは幸先が良いかもしれない。)
「横揺れ」があるときの撮影はピント合わせが難しいので、なるべく「カメラや体勢を固定できる場所」にいるウミウシ達にターゲットを絞って撮影に挑んでいただきました。
時には後ろからも狙ってみるT君。二次鰓(ウミウシのお尻にあるフサフサ部分)もキレイだもんね~
出会えた子1匹ずつ、T君が満足するまで何十枚も時間をかけて撮影しては次の子を探して撮影してを繰り返しつつ続けていくと目の前にあの子が泳いで登場!!
今年、V字水路でタツノオトシゴと初の出会い!!擬態能力が半端なく上手い子でした。
「ススススス~」っと横揺れに合わせて登場してくれたタツノオトシゴ。(うぉ!!タツじゃん♪)慌ててダイビングベルを鳴らしてT君を呼んで観察開始。海藻/海草に巻き付いた所で撮影も開始。
黄色丸の中にタツノオトシゴがいるのですが、この溶け込みよう、凄すぎますね!(気になる方は画像拡大してみてね。こちらに背中を向けています。)
水中ライトに反射しているのか「青白く光る模様」がとてもキレイな子でした。まだまだ小ぶりなサイズでしたのでスクスク育てよー
タツノオトシゴを超える擬態能力???スノーケリングで出会えた隠れ名人ガニ
休憩の合間に晴れ間がのぞいて最高の休息時間に!!こんな時は気持ちも盛り上がっていきますよね。「今日、ダイビング後にスノーケリングも行かない?」と聞いてみると「コクン」とうなずくT君。
なので、2ビーチ後はスノーケリングでいつもの場所へ。ここでも、ウミウシ達を撮影しつつ遊んでいたのですが、海藻/海草の中に動く何かを発見!!(あっ、カニだ!)
ど真ん中に隠れガニがいます。あまりにも擬態能力がすごくて指をさしてもT君に伝わらなかったので、手の平に乗せてみました。
この子です。足先まで「体全体に海藻/海草が生えて」いるので見つけるのがとても難しい。なので、こうやって出会えたことに感謝ですね♪
先ほどの写真をもう一度確認してみると矢印の先にあるのが「カニの目」ですね。(何ガニなんだろう???)
T君が「潜れなくても越前に行きたい!」と気持ちを教えてくれたからこそ、じっくりとウミウシの写真撮影に没頭できただけでなく、擬態名人のタツやカニと出会うことが出来たのでありがとう♪また次回の8月も楽しんでいきましょうー
今回のログ前ビーチで出会えた生きもの達一覧2022.7.23
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