こんにちは、いのこです。
今年の越前フォトコンは「ウミウシ限定」なので、泊りがけでKさんとウミウシを撮りまくっていたら初めましての出会いや青の世界に酔いしれた3日間になりました。
開催日程 | 2022年 8月10日(水)~12日(金) |
行先 | ログ前ビーチ (福井県/越前町) |
天候 | 晴れ |
気温 | 34℃/24℃ |
水面 | おだやか |
透視度 (透明度) | ~12m |
水温 | 27~28℃ |
内容 | ファンダイビング |
予約/相談 | 公式ラインもしくは 電話090-7692-7599 |
「ツルガ」ってことは福井県に関係のあるウミウシなのかな?
いの「マンツーマンなので狙いたい子に出会えたら納得いくまで粘って撮りまくってくださいねー」
Kさん「了解!気兼ねなく撮らせてもらうわ」
そんな会話から始まった「目指せウミウシフォトコン」ダイビングで最初に紹介した記念すべき子がこちら。
「タツノオトシゴ」
「なんでウミウシじゃないのー 笑」って声が聞こえてきそうですが、この子は先週のダイビングで見つけた岩壁にまだ居てくれていまして、紹介しようか迷ったんですけど目が合っちゃったら見過ごせなかったんです。Kさんも今年初めてのタツとの出会いでしたからね。1年に1回は顔合わせしたい生きものです。
ここからが本当のウミウシダイブの始まり。1匹目は「ヤマトユビウミウシ」。
本当に口まわりの形が独特ですよね。(なんだかエイリアンみたい…)それに、「コペポーダ」と言う寄生虫の宿主として人気なのか卵がくっついていることが多いのも特徴?といって良いのかな 笑。
こちらは「コモンウミウシ」。僕が初めて体験ダイビングに挑戦した時に出会えた思い出深いウミウシさん。この子との出会いからウミウシの存在を知りました。
他にも、サラサウミウシ(左側の赤い子)やキイロウミウシ(右側の黄色い子)などと出会いながらウミウシフォトダイブを2人で楽しんでいると海底に何やら「白い不気味な物体」が沈んでいるのを発見。気になったので近づいてみると…(なんじゃこりゃ???)
(アワビ系の中身だけとかそんな感じ?)そこで、裏側がどうなっているのかも確認するために引っくり返してみると正体が判明。ウミウシじゃん♪
Kさんと観察しながら待っていると、2本の触角をニョキニョキと伸ばして動き始めてくれました。
2次鰓が出ないので一瞬(ヒラムシなのかなー?)とも思ったのですが、後に図鑑で調べてみた所「ツルガウミウシ」とのことでした。と言うことは、福井県に「敦賀(つるが)」と言う地名がありますので、そこと関わりのあるウミウシなのかな。僕もKさんも今回が初めましてのウミウシでした。
何百回と潜り続けているログ前ビーチでも新しい出会いがありますので、こう言う発見があるのも「同じ場所を潜り続ける」楽しみの1つですね。
8月は「幼体」の季節なのかな。ミヤコウミウシ幼体が成長していく変化を調べてみよう♪
8月のログ前ビーチは「ミヤコウミウシ幼体」のパラダイス。水底の転石上や岩礁の壁面など、至る所でヨチヨチ歩いている姿を見かけることができます。
この「淡い体色の透明感」は幼体ならではの雰囲気ですね。
少し大きくなった子は「色合いが濃く」なっていて透明感のある幼体よりも重量感のある成体に近づいているのが伝わってきますね。本当に幼体は小さくて「人差し指の第1関節」と同じくらいか、それよりも小さいくらいの体長しかないので、8月に潜るときはぜひ一緒に探してみましょうね!
早朝ダイブ、そしてウミウシとのお別れ
いの「Kさん、翌日に早朝ダイブで潜りませんか?」
Kさん「天気も良さそうだし潜ろうか」
泊りがけダイビングの贅沢は「早朝(6時~8時)」の間に潜れること。
他のダイバーさんが潜る前に海中世界を2人占め。太陽光が差し込む位置が絶妙で気持ちが良いんですよね♪ウミウシ三昧の3日間ですが、快晴が続いているときは「早朝ダイブで朝日を楽しむ」時間も作れると最高ですね。
Kさんとマンツーマンで3日間、のんびりゆったりと姿を見せてくれたウミウシ達との撮影を楽しみました。Kさん、宿泊でご参加ありがとうございました!!またよろしくお願いしますね。
今回のログ前ビーチで出会えた生きもの達一覧2022.8.10~12
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