今日はSさん、Rちゃん、S君、Aさんと一緒にログ前(福井県越前町)にビーチでファンダイビングとナイトとスノーケリングとスキンダイビングの盛り沢山で楽しむ夏合宿の旅へ♪
今回の海況/ダイブログ/1日の流れ
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●海況情報
日程 | 2024年8月 12日(月)~14日(水) |
天候 | 3日間とも晴れ |
最高気温 | 32℃ |
水温 | 29℃前後 |
透明度 (透視度) | ~12m |
風向き | 北寄りの風 |
波高 | 0.5m |
潮流 | なし |
ウネリ | なし |
潮汐 | 満潮 時 分 干潮 時 分 |
●出会えた生きもの達
「エビ/カニ類」 イセエビ科の赤ちゃん、イソスジエビ、サラサエビ、ベニイシガニ | |
「サカナ類」 アナハゼ、イシダイ、オニオコゼ、オハグロベラ、カサゴ、カンパチ、キュウセン、クサフグ、コケギンポ、スズメダイ、ソラスズメダイ、タツノオトシゴ、チャガラ、ハオコゼ、ハコフグ、ホシササノハベラ、ホンベラ、マアジ、ワニゴチ | |
「ウミウシ類」 アズキウミウシ、ウスイロウミウシ、オトメミドリガイ、カツヤマミノウミウシ、クリヤイロウミウシ、コノハミドリガイ、サキシマミノウミウシ、サラサウミウシ、シロウミウシ、シラヒメウミウシ、センニンウミウシ、ツルガウミウシ、ヒメマダラウミウシ、ホウズキフシエラガイ、マンリョウウミウシ、ミヤコウミウシ | |
「棘皮動物」 アオスジガンガゼ、アカウニ、ウミシダ、ガンガゼ、コシダカウニ、タワシウニ、ムラサキウニ、バフンウニ | |
「その他」 チンチロフサゴカイ、ミドリヒモムシ |
今年は台風の心配もなくのんびり楽しんだ3日間!
ウミウシ達も最盛期なのか賑やかになってきていたり、去年は少なかったマアジ達が集まってきてくれたり、真夏の越前らしい海中世界が今年も来たね!って感じで嬉しかったです♪
S君が観察している子は「アナハゼ」。
ゆっくり近づくと間近まで寄らせてくれるので観察が楽しい♪
正面から見るとキリッとした表情をしていてカッコ良いんですよね~
寄らせてくれると言えば「カサゴ」も外せない!
ふかふかの海藻ベットに集まってきてて何だか気持ち良さげですな♪
「コケギンポ」も寄れる生きものTOP3に入る人気者です。
口をグワッと開けて威嚇する姿がとても愛おしいのじゃ。
ある意味、寄れるけど近づきすぎると怖いのが「オニオコゼ」。
上記3種と違って「毒持ち」なので出会うとちょっと緊張します 笑。
顔が厳ついんだよね~
擬態が上手すぎるから写真にすると尚更伝わりにくくて困る。
隠れるのに特化するなら毒持つのやめてくんないかな~
こっちの子は隠れ上手だけど毒は持っていない「ワニゴチ」。
宝玉みたいな瞳に惹かれちゃいますね♪
出会えた生きもの達の思い出を写真に残してくれるRちゃんとサポート役のS君。
こうやって助け合いながら楽しむ姿を眺めるのも良き時間♪
撮影していたのは「サキシマミノウミウシ」。
ものすごく不安定な場所で出会ったけど、この子はどこを目指しているんだろう?
この近くにエサの匂いを嗅ぎつけたのだろうか…
気になるな。
OWD取りたてほやほやのAさんも徐々に生きものを探す力がメキメキと上達してきて良い感じ!
2枚岩ホール内で、僕、Aさん、S君が見つけたウミウシをRちゃんに紹介するもんだから写真撮影に大忙し。
この時期のウミウシ探しは本当に楽しい♪
暗がりの場所で出会いたいのが「ヒメマダラウミウシ」。
なんかねー、好きなウミウシなんですよね♪
そんな「ヒメマダラウミウシ」の間で転石裏に隠れようとしているのは「ウスイロウミウシ」。
別の場所で出会えた子達は互い違いになっていたので「交接中」なのかな。
ウスイロに激似の子は「シロウミウシ」。
なんか、この写真のペッタンコでニュルッとした恰好が可愛いな♪
シロウミウシにしては小さな子でした。
小さいと言えば、ウミウシ好きなログ非常勤スタッフのJさんに教えていただいた子が極小過ぎてビックリしました。
「カツヤマミノウミウシ」だったかな?
この大きさの子を海藻類が生い茂る壁面などから探すんだから尊敬しちゃうな。
僕らも極小ウミウシを自力で探してみようってことになったので「転石裏」にいる「マメツブウミコチョウ」に狙いを絞って探してみることに。
ゆっくり…ゆっくりと転石をひっくり返して裏側を探しては元に戻し次を探す流れを繰り返し続けて何とか見つけたのは「センニンウミウシ」。
この子も小さいの何のって…
極小の子がいるって分かってから探すと認識できるもんですね。
この大きさの子を自力で見つけることが出来たときは嬉しかったな~
さらに、センニンを紹介して数分後にAさんが「これもだよね?」って感じでセンニンを見つけて教えてくれたり
S君も極小(何ウミウシか分からーん!)の子を見つけ出したりしたのも嬉しかったなー
と言うか、認識したら直ぐに極小のウミウシ達を見つけ出すの凄すぎでしょ!
転石裏を探していると出会えた「ハオコゼ」。
ぽけ~っとした表情が可愛いくて好き♪
今回は2泊3日なので、日没後に潜るナイトダイビングも楽しんでみました。
水中ライトの光がとてもキレイ♪
ナイトダイビングでは日中では出会うことが少ない生きもの達で賑わっているのが面白い♪
ミミズのような恰好をしている不思議な生きものは「ミドリヒモムシ」。
越前の岩礁地帯は赤系統の藻類が多いので、緑色の体色が目立ちますね!
ナイト中に出会えた生きもので特に興奮したのは「イセエビ科」の赤ちゃんかな~
ログ前ビーチでイセエビ科と出会ったのは初めてかも。
1番印象深かった出会いは(赤い卵?を撒き散らしながら泳いでいた)「チンチロフサゴカイ」。
撮影が難しくて写真や動画はないのですが、うちらの中で「赤い精子」のあだ名がついた不思議ちゃんでした。
赤い粒々が卵で間違いないなら、繁殖シーズンに8月は入っているみたいですね。
こんな感じで、同じログ前ビーチでも全く違う世界観を味わえるのでナイトダイビングも楽しいですよね~
合宿ラストダイブは魚群を狙おう!ってことで水深18m付近まで探しに行ってみたら大当たり!
100匹を優に超える数のマアジ達に囲まれて本当にすごかった…
あまりの数に圧倒されて(時間のゆるす限りここに居よう)と決めて、全員水底に着底してぼーっと眺めていました。
(この光景こそログ前ビーチの醍醐味だよな~)久しぶりに大好きなマアジが群れる姿が見られて最高の締めくくりになりました!
ほんと、粋な演出をしてくれるもんだ。
これだから越前海岸は飽きが来ないんですよね~
思いっきりダイビングを楽しんだ後はスノーケリングも楽しみました♪
こちらもスズメダイやイシダイ幼魚の群れの数がすごかったです!
最後は映画のポスター風に記念写真!
Aさん、Rちゃん、Sくん、3日間ご参加ありがとうございました♪
Sさんも現地集合での日帰り参加ありがとうございました♪
それでは、次回のうみログもお楽しみにー