こんにちは、(@nagisahiroi)いのこです。

「コノハガニ」かな。
今日はAさん、Tくん、Yさんと一緒に1泊2日で福井県うみ遊びの旅へ♪
ログ前(福井県越前町)/ビーチ
ドライスーツでダイビング
ファン(Cカード取得者)とナイト
海況/流れ/ダイブログ/生きもの
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●海況情報
日程 | 2024年4月 27日(日)~28日(月) |
天候 | 27日→晴れ 28日→曇り時々雨 |
気温 | 22℃前後 |
水温 | 14℃前後 |
透明度 | ~8m |
風向き | 南西2~3m |
波高 | 0.7m |
潮流 | なし |
ウネリ | ちょっとあり |
潮汐 | 満潮 8時40分 干潮13時49分 |
●今日の流れ
5時30分 | 西尾プール店駐車場 合流/出発 |
5時50分 | 刈谷市無料駐車場 合流/出発 |
7時45分 | 清須事務所駐車場 合流/出発 |
9時50分 | ログ前到着/準備 午前1ビーチ 午後1ビーチ 1ナイト 夕飯は飲食店 「新月亭」 宿泊は旅館 「玉島荘」 |
●2日目 | |
8時 | 玉島荘出発 |
8時10分 | ログ前到着/準備 午前1ビーチ 午後1ビーチ |
14時00分 | ログ前出発 |
●ダイブプロフィール
1本目/ビーチ/ファンダイビング ポイント名 ログ前→V字水路 エントリー 11時13分 エキジット 12時00分 潜水時間 47分 最大水深 9.5m 平均水深 6.2m 水温 15.0℃ 透明度 ~8m |
2本目/ビーチ/ファンダイビング ポイント名 ログ前→ダンゴ岩 エントリー 15時03分 エキジット 15時58分 潜水時間 55分 最大水深 13.8m 平均水深 10.1m 水温 15.2℃ 透明度 ~8m |
3本目/ビーチ/ナイトダイビング ポイント名 トンボ渡り→オーバーハング→ログ前 エントリー 20時08分 エキジット 20時49分 潜水時間 41分 最大水深 12.6m 平均水深 8.2m 水温 15.1℃ 透明度 ?m |
1本目/ビーチ/ファンダイビング ポイント名 ログ前→ダンゴ岩 エントリー 9時15分 エキジット 10時00分 潜水時間 45分 最大水深 11.0m 平均水深 7.2m 水温 14.8℃ 透明度 ~8m |
2本目/ビーチ/ファンダイビング ポイント名 ログ前→オーバーハング エントリー 12時22分 エキジット 13時14分 潜水時間 52分 最大水深 12.7m 平均水深 7.8m 水温 14.3℃ 透明度 ~8m |
●出会えた生きもの達
「イカ/タコ類」 ボウズコウイカ、ヤリイカ |
「エビ/カニ類」 コノハガニ、サラサエビ |
「サカナ類」 クサフグ、スズメダイ、ヒメギンポ♂♀、チャガラ |
「ウミウシ類」 アカエラミノウミウシ、アメフラシ、イソウミウシ属の1種、エダウミウシ、エムラミノウミウシ、キイロウミコチョウ、クロヘリアメフラシ、ゴシキミノウミウシ属の1種、コハナイバラウミウシ、サクラミノウミウシ、ヒメクロモウミウシ、フジエラミノウミウシ、フジタウミウシ、メリベウミウシ、ユビウミウシ |
「貝類」 |
「棘皮動物」 アカウニ、ムラサキウニ、バフンウニ、マナマコ(赤) |
「その他」 |
サクラダンゴウオの若魚だけじゃなくて幼魚もまだ居てくれてます!

夏前の越前は海藻/海草の森
今回の参加者のうち、T君以外のお2人は春の越前海岸で潜るのは初めてでしたので、夏とは全く違う海藻盛り盛りの世界が広がっていることにビックリ!

岩礁に生えたワカメ達も大きく育っていました!
このワカメのしゃぶしゃぶが美味しいんだよね~

この時期のメインは、春の低水温を好む「ウミウシ」と「サクラダンゴウオ」なので、T君には写真撮影を、AさんとYさんは初めてのダンゴウオとの出会いを楽しみに海中世界へ!

「アカエラミノウミウシ」
この時期は「ミノウミウシ系」が本当に多いので(こんな感じで居るよーと)紹介して実際の大きさを認識してもらうと自分達でも次々に探せるくらいに歩きまわっています!
なので、1番の最難関は「日中に探すサクラダンゴウオ」。
特に幼魚がね…
今年は少ないとの情報を耳にしていたので、事前にダンゴ岩の出没具合はどうなのか気になって非常勤のJさんに相談してみると『クリップあるなら目印付けときますよー』と有り難い一言が♪
(よし、これで若魚問題は解決したな)
ダンゴ探しの難易度が極端に下がったことで心にゆとりを感じて肩の力が抜けたのですが、出発直前に緊張感MAXになる事案が越前常連のOさんから発生!
『ダンゴ岩から沖に行けば幼魚居るよー』
(なに…幼魚だと…)
この一言でおそらく3人の幼魚への期待感が上がったはず、これはね、見せるしかないね。
「Oさん、大体の目安と言うか目印とかあります?」
『(別の場所に移動するかもだから)目印は無いよー』
ですよねー!そりゃ難しいよね。
でも「ダンゴ岩から沖の方へ少し移動した辺り」の情報だけでも十分出会える確率が上がるので本当に有り難い。
こう言う助け合いと言うか貴重な情報をいただけるのも越前が好きな理由の1つなんですよね♪

毎回見つけられるかドキドキします笑
先ずは『クリップの左上辺りのどこかに居るよー』とJさんが見つけて下さったサクラダンゴウオの元へ!

やっぱり、可愛いな!
ちょこんと海藻に乗っかっている姿がたまらんです!
取り合えず若魚は見れて(Jさん、ありがとう!と)ひと安心。

翌日もダンゴ岩で若魚と出会えました♪
「日中の若魚探しはダンゴ岩」が鉄板ですね!
次は幼魚か。
「みなさーん、このダンゴ岩で他の若魚やウミウシとか探しましょー」とお伝えして、それぞれで探している間に自分は幼魚探しの旅へ!
(頼む頼む頼む、幼魚どこ?居て?お願い!)
毎回、目標の生きもの探しをしている時は心で叫びまくる猪子です。
なんかね、こうすると思いが伝わって気持ちを汲みとってくれるのかな。

ひょっこりと姿を見せてくれるんですよね~
もう、本当にありがとう!
と言う事で、無事に幼魚もクリアしちゃいました♪

ただね、1匹目が見つかると2匹目が直ぐに見つかることがしばしばありまして、この後直ぐにYさんが自力で幼魚を見つけて下さいました。
最初の緊張と苦労は一体…
これがビギナーズラックと言うものか。
ナイトはゴロゴロ親ダンゴ!イカはヤリイカ?

ダンゴウオは本来「夜行性」なので、夜に潜る「ナイトダイビング」で探すのが1番なので、日中とは違う「筋肉質な親サクラダンゴウオ」と狙いに20時の海中世界へ!

早速、水中ライトの明かりを頼りに探し始めると、いきなり、何やら動く物体と遭遇!
あれっ?このシルエットはまさか…

イカじゃねーか!
(ヤリイカかな?)
2匹寄り添って泳いでいる姿も見れたり、日中に卵隗も見ていたので産卵に来ているみたいですね。
なので、いつか産卵している瞬間も見てみたいな。

深淵を覗くときダンゴがチラ見をしているかも
目的の親ダンゴはゴロゴロして大フィーバー状態!
オーバーハング近くだけで10匹くらいは見れたかな~

夜に出会う親ダンゴは擬態する気が無いのか適当に居る感じ。

水底の転石上、岩礁の壁面、海藻上、探せば色んな所にちょこんと乗ってモゾモゾしています。
夜に出会う親ダンゴたちは色彩変異も面白いので、色んな体色の子と出会いたいですね♪
ダンゴを探せばウミウシも♪

「エダウミウシ」
最期はウミウシ紹介で終わりにしたいと思います。

この時期のウミウシは出会うのは簡単なんですけど、小さい種類が多いので(誰だこの子って)正体が分からない子が多いのも悩みどころ。

それに、「コハナイバラウミウシ」を紹介してから写真を見返したら(あれっ?もう1匹上にも居るじゃん!って)別の子の存在に気付くこともあるので、見落としている子も多いんだろうな。
なので、くなまく探せば(=ネチれば)まだまだ出会える可能性があるのが面白い!

水底を歩いていた存在感あるこの子は「サガミコネコ橙色ver」。

何だかモコモコしていて温かそう笑。

ホンダワラなどの海藻類の中に隠れていたのは「フジタウミウシ」。
アメフラシ系がくっついているイメージが強いですけど、フジタウミウシが隠れていたのは初めてかも。
こう言う出会いがあるから、海藻の森に頭を突っ込みたくなりますね!

岩壁をお散歩中の「ヒメクロモウミウシ」。
「ミドリアマモウミウシ」が去年と同じ場所に居ないかなと思って探しに行ったら遭遇!
もしかして、ここら辺(オーバーハング横の対面)は「ハダカモウミウシ科」が好む環境が揃っているのかな。

海中を羽ばたくように泳いでいたのは「キイロウミコチョウ」。
浮いていることも多いので、たまには中層を探してみるのも大事!

最後の出会いは「メリベウミウシ」。
ナイトダイビングで出会える常連ウミウシなんですけど、何故か日中に発見!

口をグワッと開けてくれたので「お腹が空いていた」のかも。




























Aさん、Tくん、Yさん、ログ前ビーチ(福井県越前町)でドライスーツでファンとナイトダイビングツアーのご参加ありがとうございました♪
それでは、次回のうみログもお楽しみにー