こんにちは、(@nagisahiroi)いのこです。

今日はAさん、Sさん、Rちゃんと一緒に福井県うみ遊びの旅へ!
●行先/うみ遊びの内容
ログ前(福井県越前海岸)/ビーチ
ウェットスーツでファンダイビング
海況/流れ/ダイブログ/生きもの
↑タップで見れます♪
●海況情報
日程 | 2024年 7月19日(土) |
天候 | 晴れ |
気温 | 31℃前後 |
水温 | ~27℃前後 |
透明度 | ~10m |
風向き | 南1~2m |
波高 | 0.5m すこ~し波あり |
潮流 | なし |
ウネリ | なし |
潮汐 | 満潮 8時 3分 干潮15時30分 |
●ダイブプロフィール
ウェットスーツ5mm
1本目/ビーチ/ファンダイビング ポイント名 ログ前→沖→三ツ岩 エントリー 11時02分 エキジット 11時52分 潜水時間 50分 最大水深 13.0m 平均水深 6.2m 水温 26.4℃ 透明度 ~10m |
2本目/ビーチ/ファンダイビング ポイント名 ログ前→オーバーハング エントリー 14時26分 エキジット 15時21分 潜水時間 55分 最大水深 11.0m 平均水深 7.4m 水温 26.4℃ 透明度 ~10m |
3本目/ビーチ/スノーケリング エントリー 16時00分 エキジット 17時00分 潜水時間 1時間00分 最大水深 1.2m 平均水深 1.2m 水温 27.1℃ 透明度 ~10m |
●出会えた生きもの達
「イカ/タコ類」 マダコ |
「エビ/カニ類」 クモガニ科の1種、サラサエビ |
「サカナ類」 アイゴ、コケギンポ科の1種、ゴンズイ幼魚、キュウセン、スズメダイ、チャガラ、ホシササノハベラ、ホンベラ、マアジ、メジナ |
「ウミウシ類」 アオウミウシ、アズキウミウシ、ウスイロウミウシ、オトメウミウシ、クロミドリガイ、シロウミウシ、ショウジョウウミウシ、スミゾメミノウミウシ |
「貝類」 |
「棘皮動物」 アカウニ、ムラサキウニ、バフンウニ |
「その他」 |

今日の越前海岸も気持ちの良い海中世界が広がっていて良い感じでした♪
いつも通りに、のんびりと準備を始めて生きもの探しへ出かけてみると「アズキウミウシ」「サラサウミウシ」「オトメウミウシ」「シロウミウシ」など、お馴染みさん達が勢揃いで登場!
やっぱり何回出会っても可愛いから眺めちゃいますね♪

交接中のウスイロウミウシ
交接中の2匹や卵隗もチラホラと見かけるようになってきたので、繁殖シーズン真っ盛りの種類も多いのかな。
ウミウシは季節によって出会いたい種類が居るんですけど、7月だと「オーバーハング」に生えている「ヤギの仲間」に「スミゾメミノウミウシ」が居つくことが多いので会いに行きたくなるんですよね~
(まだ居るか分からないけど、3人とも越前で会うのは初めてだろうから狙ってみようかな?)
狙い通りにいけるかは分からないですけど、
(スミゾメと会わせて皆が喜んでくれたら嬉しいな~♪)
なんて思いながら向かっている時のガイド中はワクワクとドキドキが入り混じっていてすごく楽しいです♪

結果、無事に居てくれて3人とも喜んでくれたので狙いは大成功♪

写真提供:Rちゃん
「スミゾメミノウミウシ」の存在を知らないと「ヤギの一部」と勘違いしてしまいそうな溶け込みよう。
でも、ヤギよりも体色が明るいので認識すると探すのは簡単です♪

卵隗も沢山産み付けられていました!
ヤギの仲間は沢山生えている分けではないのに、こんなピンポイントで無事に2匹が出会えるなんて奇跡だよね!
本当に、どうやってここを見つけているのか不思議でならない。
これで、今年も次世代に命のバトンを繋げたことが判明したので、また来年も楽しみだな~
それに、この子達と何月まで会えるのかもね♪

「オーバーハング」からの帰りに「コケギンポ団地」横の水底にふと目をやると発見したのは「ショウジョウウミウシ」。
モジャモジャなので「もののけ姫(ジブリ作品)」に登場する「タタリ神」のような風貌ですね!

好物は「赤色のコケムシ」なので、この子はエサを求めて移動中っぽい。
突然、サプライズ的に水底で出会うことが多いので好きなんですよね~
もし、この子と出会いやすい場所があるのなら見つけ出したいな!

他にも、正面顔がデラ可愛い「ヒメメリベ」や

クリッとした目が印象に残る「コケギンポ科の1種」も可愛いかったなー

『ダイビングの後にスノーケリングも行く?』とリクエストがあったので、2ビーチ潜った後はスノーケリングで生きもの探しの旅へ!
水面付近では「クシクラゲ科の1種」や「ナミノハナ(魚類)」など、スノーケリングならではの生きもの達との出会いがあったんですけど、1番印象に残った出会いはこの子じゃないかな~

黄色丸の中にカニが居るんですけど、擬態が上手すぎて全然伝わらない。
もう少し近づいてみましょうか。

これでも、分けわかんないですよね 笑。
どうしても伝わらないので、グローブ越しに手に乗せて観察してみることに。

ね、これだとカニの足が見えるので海藻じゃなくてカニなんだって分かりますよね!
この子は「コノハガニ」で良いのかな?
海藻を体にくっつけて擬態するカニ類は「コノハガニ」「イッカクガニ」「ヨツハモガニ」など数種類が確認されているんですけど、これだけ海藻をくっつけていると分かんない!
なので、3種類とも「クモガニ科」なので「クモガニ科の1種」で決定!
それでは、最後に見事な擬態を見せてくれた「クモガニ科の1種」を一緒に動画で観察してみましょう!
海藻が水流で揺らめくような動きもマネしている徹底ぶりがすごい!
ダイビングでも出会えることがありますので、岩壁や水底で生きもの探しをしている時に海藻が動き始めたら「クモガニ科の1種」が隠れている可能性が高いので気にして見ましょうね!














Aさん、Sさん、Rちゃん、ログ前(福井県越前海岸)にウェットスーツでファンダイビングツアーのご参加ありがとうございました!
それでは、次回のうみログもお楽しみに―