こんにちは、(@nagisahiroi)いのこです。
今日はTくん、Hさん、Sさんと一緒に浮島ビーチ(静岡県西伊豆エリア)にファンダイビングの旅へ♪
本日の海況情報
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●日程
2024年4月29日(月)
●天候
くもり
●最高気温
22℃
●水温
18~19℃
●透明度(透視度)
~10m
●風向き
西北2m⇀南西2m
●波高
0.5m
●潮流/ウネリ
流れ →なし
ウネリ→なし
●潮汐
干潮14時21分
満潮 6時51分
ウミウシと気付かれないユビノウさん
西寄りの風なのに終始穏やかだった今回の浮島ビーチ!
のんびり泳ぎ始めると大きなミル類(海藻の1種)を発見したのでウミウシを探してみると、思い出深い子が居ついてくれていました。
その子の名前は「ヒラミルミドリガイ」。
僕が「初めて水中ガイドを担当した時」に1番最初に紹介したウミウシなんです♪
ミル類上で過ごす子なので、出会いたい場合はとにかくミル類を探すべし!
写真は撮れなかったのですが「ミドリアマモウミウシ」や「クロミドリガイ」も一緒に同居していました。
同じミル類を好んで過ごすウミウシ類を同時に見れるのはうれしいな~
さらに泳ぎ進めると、これまた大きめなウミウシのご登場!
いの:(水中ノートに書いて)ここにウミウシがいるんですけど、ど~こだ?
クイズを投げかけた途端、3人とも茶色のフサフサの間を覗きこんでみたり、グルっと周りをまわってみたりしながら凝視して丹念にウミウシを探す。
いの:結構な大きさです!
ヒントを見てさらに迷う3人。
そして、T君が気付く。
T君:(指さして)これ?
いの:T君、正解!
実は、この真っ白な物体が「ユビノウハナガサウミウシ」なんです。
大きさは「僕の人差し指の第1関節よりちょっと大きいくらい」なので「3cm」くらいでした。
食事の跡がくっきりと
折角なので「ウミウシがエサを食べた後(食事跡)」も一緒に観察したかったので1匹だけ持ち上げて確認してみました。
この白くなっている部分が食べた跡ですね。
こうやってエサである「ユビノウトサカ」を食べ尽すまではココに居てくれるんだろうな~
3匹寄り添って食べていたのですが、この量のユビノウトサカで3匹だと何日くらい持つのか気になりますね。
ガンガゼ(ウニ)の青い筋模様が好き♪
浮島ビーチ内には「ツマジロナガウニ」などのウニ類が数種類居ついています。
ガンガゼ(ウニの1種)だけでも数種類と出会えます。
なので、驚かさないように気をつけつつ違いを確認していきます。
「アオスジガンガゼ」は「青く発光しているような5角形模様」が特にキレイなガンガゼなので探してみると面白いですよー
ブンブク(ウニ)探して砂ほりほり
いの :僕ね、ここでブンブク見つけたいんですよね~
Hさん:ブンブクって何ですか?
いの :砂の中に潜って過ごすウニの仲間ですよー
Sさん:えぇ~、見たことない!!(T君も横でうなずく)
いの :マジですか!なら、ちょっと一緒に探してみませんか???
という事で、2本目に砂地へブンブク探しの旅へ♪
ブンブク探しは根気との勝負!
(ここら辺に居そうかな~)と思う砂地エリアで「グローブごと手をグサッと差し込んで」探します。
ブンブクなどが居ると「生きものの重み」を感じますので、手に神経を集中させるのがおススメ!
相手の姿が見えないので出会うのも一苦労…でも、見つけたときは最高に嬉しくなります♪
そして、何とか1匹発見!
予想していたウニの姿と全く違うのにビックリしているご様子の3人。
全体像も観察したところで、ブンブク最大の魅力「潜る姿」もご覧いただきましょう!
(何としても可愛く潜る姿を見せたい!)と思っていたので、願いを叶えてくれてありがとう!
Tくん、Hさん、Sさん、浮島ビーチでファンダイビングツアーにご参加ありがとうございました♪
次回のうみログもお楽しみにー