こんにちは、(@nagisahiroi)いのこです。
今日はO.Yさん、N.Yさんと一緒にうみ遊びの旅へ♪
①1泊2日
②浮島(静岡県西伊豆)
③1日目→ビーチでファンとナイトダイビング
2日目→スノーケリングとスキンダイビング
なので、今回は前半のファンとナイトダイビングのブログです!
海況/1日の流れ/ダイブログ/生きもの
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●海況情報
日程 | 2024年 10月5日(土) |
天候 | くもり時々雨 |
気温 | 26℃前後 |
水温 | 25℃前後 |
透明度 | ~8m |
風向き | 東2~3m |
波高 | ~0.5m |
潮流 | なし |
ウネリ | 若干あり |
潮汐 | 満潮17時31分 干潮11時46分 |
●当日の流れ
1日目
6時00分 | 豊田市Yさん家集合 |
10時00分 | 寄り道 「堂ヶ島プラザ」 |
11時00分 | 浮島到着/準備 プールで中性浮力 2ビーチ 自炊夕飯 「野菜特盛うどん」 1ナイト |
20時30分 | 浮島出発 |
20時45分 | 民宿解散 「ラベンダー」 |
●ダイブプロフィール
1本目/ビーチダイビング 浮島前~砂地 エントリー 12時57分 エキジット 13時36分 潜水時間 39分 最大水深 6.6m 平均水深 4・1m |
2本目/ビーチダイビング 浮島前~右側ホール エントリー 15時28分 エキジット 16時18分 潜水時間 50分 最大水深 6.5m 平均水深 3.5m |
3本目/ビーチナイトダイビング 浮島前~右側ホール エントリー 18時40分 エキジット 19時32分 潜水時間 52分 最大水深 7.0m 平均水深 4.0m |
●出会えた生きもの達
「イカ/タコ類」 アオリイカ、マダコ |
「エビ/カニ類」 イソギンチャクモエビ、カザリイソギンチャクエビ、トゲアシガニ |
「サカナ類」 イソギンポ科の1種(カエルウオ?)、キタマクラ、ソラスズメダイ、チョウチョウウオ科の1種、ハリセンボン、フサカサゴ科の1種、ボラなど |
「ウミウシ類」 |
「棘皮動物」 ムラサキウニ |
「その他」 |
今回の浮島ツアーは、低気圧の影響で前日はクローズするほどの波高だったり、当日の天気は雨予報だったりでかなり不安な状況…
行きの高速なんて「モヤモヤな霧」なので神経尖らせてめっちゃ気疲れしました 笑。
「これ、ヤバくなーい」なんて意見が飛び交いつつも、ウネリは落ち着いてきて潜るのは問題ないとの情報が届きましたので、海況は大丈夫みたい。
でも、油断は禁物!
「想像より荒れてたらどうしようかな~?」「雨風で寒かったら?」とか色々と対策も考えつつ向かいました。
すると、幸運を引き寄せたダブルYさんのお陰で、海況/天候ともに問題なし♪
やっぱり予報が良い方向に外れて青空が見えると気分も軽やかになりますねー
生きものも中々面白い子達が姿を見せてくれて、最初は「ヒラメ」との出会いから始まりました。
この子は大きかったなー!
この大きさになるまで生き抜いてきた子なので擬態能力が半端ないね。すごい。
お次は真っ黒な「トックリガンガゼモドキ」。
この子の「副棘には毒がある」のですが、N.Yさんの手がゆっくりとトックリガンガゼモドキの方に…
ちょっと待ってー!!
「わー!!」て声が水中でも聞こえるくらいビックリしてたN.Yさんのグローブに刺さるウニ棘。
優しく触れただけなのでグローブを貫通することなく事なきを得たのですが、ブスっと刺さるとズキズキ痛むので要注意な「ウニの仲間」です。
ただ、僕も「家で飼育している子で試しに刺されてみたけど我慢できない程の痛みではなかった」ので、もし、刺されても焦ることはないですよー
それと、「陸に戻って熱めのお湯(35℃~40℃くらい)に患部を浸すと痛みがスーッと和らぐ」ので覚えておきましょう!
これも良い経験なので「ウニ棘ぷすり記念日」ですね。
そして、写真がなんだかカッコいいぞ!
そんな黒トックリを改めて観察してみるとなんか居る?
あぁ!この子は「テナガエビ科の1種」じゃないか。
家に帰ってからエビ図鑑で調べてみると、以下の特徴から「オシャレカクレエビ」っぽい。
①体は透明
②ハサミが鮮やかなオレンジ色
③第1関節?部分が白い
④第2関節からは黒い点
八丈島以南のサンゴ礁域に生息するはずなんだけど、はるばる西伊豆の浮島ビーチへようこそ♪
ちなみに「真っ白なトックリガンガゼモドキ」にも出会えました♪
最近、よく目撃情報があがっていた「キカモヨウウミウシ」。
僕も初めて出会う種類でしたので見つけられて嬉しかったな~
体の作りが「コイボウミウシ」に似ているのが気になるウミウシの仲間です。
←キカモヨウ コイボ→
写真で見比べてもやっぱり似ていますね。
お互いに何か関係があるのかな?
2ビーチ楽しんだ後は、ナイトまで自炊した野菜特盛うどんを一緒に食べたりうみを眺めたりしてのんびり過ごすひと時。
夜のうみに黄昏(たそがれ)Y〇〇
↑ゴロが良くて言いたかっただけ 笑。
そして、いよいよ時間になりましたので、ナイトダイビングに初挑戦!
夜のうみは出会える生きものだけでなく、海中の雰囲気も違うのが面白いんですよね~
泳ぎまわって獲物を探していたのは「ウツボ」。
浮島では主に何を狙っているのかな?
水底にデデンと居たのは「アカオニナマコ」。
日中は出会えなかったので転石裏などに隠れていたんだろうけど、この大きさまで育ってもすき間に入り込める柔軟性がすごいよねー
右側の水上ホール内で出会えたのは「モクズショイ」。
ハサミ(黄色矢印)は見えるけど、色んなものを背負いすぎてて何が何やら分かんなくなりますね 笑。
「カニよりも(虫の)クモ」を想像すると全体像が見えやすいかも。
「ゴンズイみたいなのが居たんだけどー」とN.Yさんから質問が来たので写真を確認したら「ゴンズイの親」でした。
これも正に「日中とナイトの違い」で、日中はゴンズイ玉(子ども達が団子状に集まっている状態)は見かけても、単独生活を送るようになった大人サイズと出会うことは稀ですからね。
ナイトで出会えるゴンズイは想像の倍くらいデカいのです!
暗やみに突然現れてくれたのは「デカめのエビ類」。
グルグルと大回転していて迫力満点!
でも、動きが少し心配でした。
サカナは(病気や障害などで)弱っているとクルクル回転する症状が出ることがあるので、エビはどうなんだろう?
ただただビックリしているだけなら安心なんですけどねー
O.Yさんから何エビなのか質問されたのですが、エビ/カニ類の同定は難しいんですよねー
「クルマエビ科の1種」かな。
今回、ラストを飾ってくれたのは「キリンミノ」。
ミノカサゴ系は夜に出会っても本当に優雅だよね。
胸ビレの膜が特にキレイに感じる子でした♪
O.Yさん、N.Yさん、ファンとナイトダイビングお疲れさまでした!
それでは、翌日のスノーケリングとスキンダイビングの旅編につづく。
お楽しみにー