こんにちは、なぎさひろい(@nagisahiroi)いのこです。
ぱっと見ると、「綺麗なピンク色のイソギンチャクと勘違い」してしまいそうなくらいに似ているヒロウミウシについて書いてみました。
ヒロウミウシの生態情報
『分類、学名、大きさ、生息地・生息域・分布域、豆知識』
分類
ド―リス下目
ネコジタウミウシ科
イバラウミウシ属
学名
Okeniaーhiroi
(Baba,1938)
大きさ
~1,5cm
生息地・生息域・分布域
北海道以南
豆知識
体色と同じ色のコケムシを食べると考えられていますので「ピンク~赤色のコケムシが生えている場所」を探してみて!
上から見るとイソギンチャクそのもの!?
よくダイバーのお客さんに初めて紹介すると
「えぇ~ウミウシなんですね!?イソギンチャクかと思いました 笑」
と言われることが多いヒロウミウシさん。
一体どれだけイソギンチャクに似ているのかというと…
似すぎでしょ 笑
見慣れていないと「ウミウシの特徴である触覚がどれなのか?」判別するのが難しい。
ちなみに「右下がお尻部分、左上が顔の部分」で「赤色の触覚が2本」あります。
仲間同士で群れていることが多い!?
ヒロウミウシは「体色と似ているコケムシを食べて」生きています。
なので、エサがある限り極力移動はしないのかな?
基本、団体でいるところに出会うことが多い気がします。
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仲間同士で寄り添ってて仲良しに見えますね。
(かわいいな~)
「ほのぼのとした雰囲気」がヒロウミウシを好きな理由の1つです。
大きくなるとイソギンチャクっぽくなくなる!?
小さい子はイソギンチャクに激似ですが、大きくなると背中にあるヒダヒダの間隔があいてヒロウミウシと判別しやすい子と出会えることが多いような。
(個体差があるのかもしれませんが。)
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ねっ♪
わかりやすくないですか?
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こちらの子は触覚が背中のヒダよりも長くて目立ちますね。
これならイソギンチャクと見間違うダイバーさんは少なくなるかもしれませんね。
食事の跡を観察してみよう♪
ヒロウミウシと出会えましたら「その周りの環境」を観察してみてください。
もしかすると、「食事の跡」が見られるかもしれません。
(食べた跡が焼け野原みたい 笑)
少し遠巻きに見てみますと
まだまだ周りにエサ(赤色のコケムシと思われる)が沢山ありますので、当分はここに居ついてくれそうですね。
「ヒロウミウシ」ダイビングで出会えるウミウシ図鑑まとめ
★今回お伝えしたこと★
ヒロウミウシの生態情報
「分類、学名、大きさ、生息地」など
イソギンチャクに似ている!?
仲間同士で群れる!?
大人はイソギンチャクっぽくない!?
ヒロウミウシと出会えましたらエサが無くならない限りはその場にいると思いますので「出会えた場所を覚えて成長を見守ってみて」くださいねー
参考文献
写真提供
大利千紘様
写真提供ありがとうございました。
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