こんにちは、なぎさひろい(@nagisahiroi)いのこです。
今回は、毎月第2日曜日に開催しているゴミ拾いイベント「渚ひろい&磯さんぽ」や、スノーケリングで海中に残されたゴミを拾い集めながら生きもの観察をする「海中ゴミ拾い」の活動中に出会えた生きもの達の一覧をまとめていきます。
愛知県西尾市に広がるうみにも、ユニークな姿が人気の「タツノオトシゴ」やカラフルな体色で人気の「チョウチョウウオ」など、(えーっここで出会えるの???)と思われるような生きもの達と出会えることがある素敵な場所です。なのでぜひ、身近なうみに棲む生きもの達のことを知る・知りたいキッカケになっていただけましたらうれしいです♪
海中ゴミひろいを行う場合は「事前に許可をいただいて」開催しております。無断でスノーケリング器材を使って素潜りしていると「密漁」と勘違いされて通報される可能性がありますので気をつけて!!
【出会う方法は3パターン】
「渚ひろい&磯さんぽ」(1ページ目)
陸や磯などで出会える生きもの達
「スノーケリング」(2ページ目)
海中ゴミ拾いで出会えるうみの生きもの達
クラゲ「アカクラゲ」
出会えた時期 | 3~4月 |
赤い線が特徴のクラゲで毎年3月になると『早く会えないかなぁ~』とワクワクします。
この子は赤く煌(きら)びやかな触手をお持ちで、お日様や青空と合わせて撮影するとすごい癒されますのでおススメです♪
うん、何回見ても癒されます。
渚に打ちあがっていることもありますが、「死んでしまっている子でも触手に触れると毒針を発射して危険」ですのでお気をつけて。
ウミウシ「マダラウミウシ」
出会えた時期 | 7月 |
大きくなるタイプのウミウシの仲間。
「明るい場所が苦手で影になっている場所を好む」のか、転石下などで出会えることが多い。
なので、出会いたい場合は暗くなっている場所を探してみてね♪
貝「ヒザラガイ」
出会えた時期 | 通年 |
磯に行けば必ずと言っていいほど出迎えてくれる常連の生きもの。
岩の表面にくっついてジッとしていることが多い。
触ると、ギューッと岩に体全体を押し付けて『はがされてたまるか―!!』と言わんばかりにガッチガチにくっつくのが面白い 笑
貝「貝類の卵」
出会えた時期 | 7月・9月 |
貝類の卵が入っている筒のようなもの。
岩の表面に産み付けられていることが多いですが、たまに渚に打ちあがっているものを見かけることもあります。
器用に産むもんですよね。
一体、どんな風に産むのか気になってきませんか?
磯さんぽしていると「集団で産卵している」場面に出くわすことも多いので、お時間が作れましたらぜひ、産卵の様子をじっくりと観察してみましょう♪
イカ「コウイカ類と甲(殻)」
出会えた時期 | 6月・7月・9月 |
6月頃になると水面付近を大人サイズの子達が泳いでいるのを見かけますので、産卵に来ているのかな?
吉良ワイキキビーチの渚付近を歩いていると「甲(こう)は通年拾うことが可能」です。
6月以降の渚ひろいでは稀に打ちあがった死骸を見かけたこともありますので、運が良ければ写真のように生体と甲を一緒に観察できるかも。
そして、『本当に甲はカッチカチなんですよ!』
なので触って確かめてみたり、トングなどの固い物があれば優しく叩いて『カンカンッ』て固い物同士がぶつかった時の音を聞いてみてね♪
イソギンチャク「タテジマイソギンチャク」
出会えた時期 | 通年 |
吉良ワイキキビーチで出会える数種類のイソギンチャクの中で断トツに多いのがこの子達。
渚付近にある岩の表面や窪(くぼ)みを探すと「ギュッと寄り添っている姿を簡単に観察」できます。
基本は「縦じまの色はオレンジ色」なのですが、稀に「黄色などの色違い」が居ることがありますので、「色違いのポケモン探し」みたいな感覚で探してみると良いかも♪
(色違いを全部コンプリートしたいな)
【縦じま(紋)の色違いは4種類】
「無紋」の模様がない種類
「黄色」の種類
「オレンジ色」の種類
「黄色とオレンジ色」のミックス
【参考文献】
イソギンチャクガイドブック
内田紘臣、楚山勇 著者
サカナ「ドロメ」
出会えた時期 | 6月~10月 |
磯で出会えるサカナと言えば「ドロメとアゴハゼ」は外せません。
ただ、この2匹は生息環境も姿も似ていますので同定がむずかしいのが困り種…
僕の知る限り、1番見分けるのに参考にしているのが「尾びれの縁(ふち)どり」。
尾びれの縁(ふち)が「白く」
縁どられている →ドロメ
縁どられていない→アゴハゼ
他にも「斑点が明瞭か?」など、見分けるポイントはいくつかあります。
「水温が低い時期は見かけなくなってしまう(冬眠している?)」ので、水温が高くなる6月後半~10月の間に会いに行ってみてね♪
カニ「謎ガニ?」
出会えた時期 | 7月 |
転石を持ち上げると裏に隠れていました。
目の下にある「黒い斑点が泣いている」ように見えますね 笑
影や転石のすき間に隠れている割には「体色が目立ちます」ので見つけやすいけれど、この体色にはどんな意味を込めているのかな?(警戒色???)
カニ類の同定は苦手で全く手が進みません。
この子の正体を御存知の方がいらっしゃいましたらご教示いただけましたらうれしいです♪
植物「オニビシの種子」
出会えた時期 | 7月 |
池や沼に生息するヒシ科の水生植物。
(どこから流されながら旅をしてきたのかな?)
この種子がかなり固くて「グッと力を少し込めても壊れる気配がなく」、棘が痛い!!
カッコいい形の種子なので、拾えましたら持ち帰って渚ひろいの思い出に浸ってみよう♪
植物「ツユクサ」
出会えた時期 | 通年 開花時期は6月~10月 |
緑の草原に美しく青色を目立たせて咲く小さなお花。
『こうやって正面から観察するとゾウさんみたいで面白くないですか?』
(下に2本伸びているのが牙、黄色の部分が鼻と目に見えました 笑 )
開花時期が6月~10月と比較的長いので、疲れた時はツユクサの横に座って癒されましょう♪
植物「ハマヒルガオ」
「5本の白い線が特徴」のピンク色のお花。
「ヒトデ」を連想させる満開に咲ききる前の形も好き♪
出会えた時期 | 5月 |
吉良ワイキキビーチでは「堤防の岩と岩の間」に群生していますので開花時期になると堤防を鮮やかにしてくれています。
葉っぱは「ハート型」(と言っても良いのかな?)の形をしていて、横から見るとお椀のように「丸み」がありました。
ハマヒルガオの花言葉と誕生花
花言葉 | 賢く優しい情愛 |
誕生花 | 7月16日 |
花言葉の名付け親から「賢く優しい情愛を感じられたキッカケ」について話を聞いてみたいな~
ヒルガオ属の花言葉
ヒルガオ属全般の花言葉は「絆」や「友達のよしみ」とのこと。
つるを他の植物に巻き付けながら成長していく様子が「植物同士が繋がっている=絆」と解釈したみたい。
虫「ナナフシ」
出会えた方法 | 渚ひろい |
出会えた時期 | 3月/4月 |
砂利道を歩いているところに出会いました。(木に擬態して生活するはずなので何かあったのかな?)
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