亀の子隊の思い!?
スナメリと一緒に遊びたい。
はだしで歩ける浜にしたい。
きれいな浜で昼寝がしたい。
海の底が見える海にしたい。
きれいな浜にしてスナメリに喜んで欲しい。など
※スナメリは三河湾に生息している世界最小のイルカの仲間です。
これが、当時の西ノ浜のゴミの現状を知った子ども達が抱いた思い。
それから20年以上も『西ノ浜はゴミ箱じゃない』をテーマにして活動を続けていらっしゃいます。
長年続けていらっしゃること、活動を次の世代に伝えて繋いでこられた隊員の方々。
それぞれの思いや鈴木先生の熱意を知ったら応援したい気持ちになりますよね。
ですので、なぎさひろいでは可能な限り日程を合わせて活動を支援させていただきます。
集合場所の目印は車と旗!?
会場は西ノ浜海岸沿いに何カ所かありまして、「月ごとに会場を変えて」ゴミひろい活動を開催しています。
なので、「当日の会場は道路脇に駐車されている車の列や旗(のぼり)」を目印にして向かいます。駐車場はありませんので、列の1番後ろに距離をあけて駐車してください。
道具の準備!?
会場に到着しましたら参加票に名前と住所を記入して、ゴミ拾いに必要なものを受け取ります。
軍手、各種ゴミ袋など。
ゴミ袋が使うのが勿体ないくらいにかわいい♪
~みんなでうみを守ろう~の文字が伝えるように、大好きなうみを守りたいですね。
活動内容や分別方法の確認!?
時間になりましたら亀の子隊員さん達から『あいさつ・ゴミの分別方法・注意点』などの説明があります。確認が終わりましたら作業開始です。
ゴミは焦らず拾うのが大切なコツ!?
海岸沿いには沢山のゴミが流れ着いています。
それを「1つ1つ焦らず落ち着いてゴミをひろうのが西ノ浜ビーチクリーンで最も大切なこと」だと思っています。そう思う理由がこちら↓
西ノ浜では長い距離や年月をかけて流されてきたり、波にもまれたりしながら漂着したと思われるゴミが多いため、プラスチックなどの資源ゴミが経年劣化のためか簡単にボロボロになるからです。
「細かいゴミ=マイクロプラスチックを残してしまうと生きもの達が誤飲してしまう可能性を高めてしまい、環境を守ることが出来なくなってしまいます」。なので、マイクロプラスチックを極力残さないように焦らず1つ1つゴミをひろっていきましょう!
最後はトラックまでゴミ袋を運ぼう!?
ゴミひろいが無事に終わった頃に渥美資源化センターの職員の方がトラックで回収に来て下さいます。ゴミ回収を回収して下さるお陰でゴミひろい活動の悩みの1つ『ゴミの回収問題』を解消できますので感謝ですね。
ですので、最後はみんなで協力してトラックまで運んで活動終了です。
後は観光しながらのんびりと帰りましょう!!
ゴミひろいでの貴重な出会い・経験!?
西ノ浜でのゴミひろいでは、貴重な漂着物に出会うこともあります。
スナメリの死骸
骨が見える状態もあれば、まだ打ちあがった間もない個体に出会うこともあります。
こうして、本物の死骸とも出会うことでスナメリが目の前に見えるうみで生きていることを実感します。
ウミガメの甲羅
かなり大きいですね。
甲羅にサビのような物が見られ完全に白骨化していましたので、長い年月をかけてここに漂着したんだろうな~
初めてみました。
鈴木先生の講義
貴重な漂着物などを発見すると、知識・経験豊かな鈴木先生が教えてくださいます。
何のゴミなのか?
どこから流れてきたと考えられるのか?
ひろえるゴミについて考えることもゴミひろい活動の重要な部分です。
こうした講義を聞くことができるのも、西ノ浜クリーンアップの楽しみの1つです♪