ウニの一生– category –
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プルテウス幼生(変態3週間後)~稚ウニ変態前までの姿を観察してみました!
バフンウニの卵が孵化をしてプルテウス幼生に変態してから約3週間経ちましたので成長過程で起きた変化を観察して見ました。腕の数が「4腕期」→「6腕期」→「8腕期」と増えていきます。稚ウニ変態の準備が整う頃には第一管足と呼ばれる5本の管足が体を突き破って発達します。 -
稚ウニの変態誘導&エサになる「付着性の珪藻類」の培養・維持
稚ウニの変態誘導とエサのために「付着性の珪藻類」の培養・維持を始めました。アクリル製のボックスや寿工芸のワンルームハウスデラックスに波板を投入して培養しています。 -
バフンウニの赤ちゃん「プルテウス幼生(変態10日後)」の姿を顕微鏡で観察してみました。
バフンウニの卵が孵化してから3日以上経ちまして「胞胚→原腸胚→プリズム幼生」と変態が進み、現在はプルテウス幼生になりました。プルテウス幼生になりますと「口・食道・胃・肛門」などの器官が作られるためエサやりが必要になります。エサは植物プランクトンの1種である浮遊珪藻(キートセロス・グラシリス)になります。 -
2021年も無事にバフンウニの赤ちゃんが産まれました。
バフンウニの人工授精を行った翌日に無事に卵が孵化しました。今後はシャーレから幼生飼育用の容器に引っ越しさせて育てていきます。2021年1月7日産まれ。「バフンウニの一生」成長記録日記。 -
バフンウニの発生実験(人工授精)を始めました。
採取した卵と精子の準備が整いましたので、バフンウニの発生実験(人工授精)に挑戦しました。用意するものは「精子・卵、シャーレ、スポイト、滅菌した天然海水」です。一連の流れを写真付きで紹介したり、YouTubeに動画を載せていますのでどうぞご覧ください。 -
浮遊珪藻(キートセロス・グラシリス)の「培養・植え継ぎ・元種維持」
ウニの幼生「プルテウス幼生」を飼育するためにエサである浮遊珪藻「キートセロス・グラシリス」の培養を始めました。必要な物は「滅菌海水、培養する入れ物、酸素キット、メタケイ酸ナトリウム(もしくはゲルカルチャー)、KW21」。天然海水は物理ろ過をして不純物を除去した後に80℃・20分ほど加熱もしくは湯銭をして滅菌してから使用します。3日後に起きた変化や「植え継ぎ」方法、「元種維持の静置培養」についても書いてみました。 -
【ウニの一生】稚ウニ定期健診②変態後1ヶ月で〇mmに成長!?
こんにちは、なぎさひろい(@nagisahiroi)いのこです。 卵から育てているバフンウニの稚ウニ(赤ちゃん)が「プルテウス幼生から変態して約1ケ月経ちました」ので、大きさの変化や健康面を顕微鏡で確認する定期健診を行いました。 隔離水槽と観察方法 現在、稚ウニたちは「海水水槽内に隔離」して育てています。 この中で、「波板に付いた付... -
稚ウニの成長とムラサキウニが歯をむき出したらエサくれの合図!?
バフンウニの稚ウニの大きさが気になりましたんで親指と比較してみました。まだまだ小さく1mmほどなのかな?それでも、肉眼で棘が目視できるようになりました。 -
【バフンウニ飼育日記】稚ウニの大きさや体調などの定期健診!?
バフンウニの稚ウニ達を大きさや体調を顕微鏡で観察してみました。棘皮動物の仲間の証である5放射相称がウニ殻の模様にしっかりと出ていて、殻や棘もしっかりとしてして逞しくなりました。 -
【ウニの一生】プルテウス幼生から稚ウニへ変態する一部始終と応援団!?
「変態誘導を促す効果があると考えらている付着珪藻を投入」してから続々とプルテウス幼生が稚ウニへと変態してくれています。そこで、変態をしている一部始終の撮影に挑戦してみたところ、「まるで仲間の稚ウニ変態成功に喜んでいるような動きをしているプルテウス幼生と出会えました」。この子の仕草がかわいすぎなんですよ♪